KomuInfo - 公務員試験・年収給料情報ポータルサイト

公務員試験や年収給料にまつわる最新情報をお届けします

【最新まとめ】国家総合職の試験の流れは?科目や平均点、ボーダーをまとめました!

スポンサーリンク

f:id:jnjgo:20180908161722j:plain

 ◆国家総合職試験(大卒程度・文系)の情報をご紹介

国家総合職の仕事に興味がある方に向けて様々な情報をご紹介

国家総合職とは?

国家総合職国家Ⅰ種)とは、法律や政策の企画・立案又は調査・研究に関する事務を職務とする職員のことを言います。

官僚とも呼ばれるこの仕事は非常に高い能力が求められるため、数ある公務員試験の中でも最も難しい試験と言われております。

 

受験資格

21歳以上30歳未満の方

 

試験区分

政治・国際、法律、経済、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境の中から一つ選択(教養区分は秋に試験を実施)

 

試験日程

※平成30年度

申し込み期間 3月30日(金)~4月9日(月)

第一次試験日 4月29日(日)

第一次試験合格発表日 5月11日(金)午前9時

第二次試験日(筆記) 5月27日(日)

第二次試験日(人物) 5月29日(日)~6月15日(金)のいずれかから指定される一日

最終合格発表日 6月29日(火)

官庁訪問 7月4日(水)~7月18日(水)

内定 10月1日(月)以降

採用

試験科目

第一次試験と第二次試験が課されます。第二次試験は、第一次試験合格者のみが受験することができます。

第一次試験 

基礎能力試験(多肢選択式)

基礎能力試験は「教養試験」とも呼ばれ、全試験区分共通問題です。

11点以下を取ってしまった場合、ほかの試験の成績に関わらず一発不合格となります。

試験時間 2時間20分

満点 40点

平均点(H30) 16.563点

問題数 40問

解答数 40問

文章理解から11問、数的処理から16問(うち資料解釈3問)、人文科学・自然科学・社会科学(時事含む)から計13問出題されます。

 

専門試験(択一式)

多肢選択式の試験で、各区分ごとに試験科目や問題数が異なります。

11点以下を取ってしまった場合、ほかの試験の成績に関わらず一発不合格となります。

政治・国際区分

試験時間 3時間30分

満点 40点

平均点(H30) 13.807点

問題数 55題

解答数 40題(うち必須問題25題)

必須問題 政治学10題、国際関係10題、憲法5題の計25題解答

選択問題 以下の8科目30題から任意の計15題解答

  • 行政学 5題
  • 国際事情 3題
  • 国際法 5題
  • 行政法 5題
  • 民法(担保物権、親族及び相続を除く) 3題
  • 経済学 3題
  • 財政学 3題
  • 経済政策 3題
法律区分

試験時間 3時間30分

満点 40点

平均点(H30) 15.137点

問題数 49題

解答数 40題(うち必須問題31題)

必須問題 憲法7題、行政法12題、民法12題の計31題解答

選択問題 以下の5科目18題から任意の計9題解答

  • 商法 3題
  • 刑法 3題
  • 労働法 3題
  • 国際法 3題
  • 経済学・財政学 6題
経済区分

試験時間 3時間30分

満点 40点

平均点(H30) 15.947点

問題数 46題

解答数 40題(うち必須問題31題)

必須問題 経済理論15題、財政学・経済政策5題、経済事情5題、統計学・計量経済学5題の計31題解答

選択問題 以下の5科目15題から任意の計9題解答

  • 経済史・経済事情 3題
  • 国際経済学 3題
  • 経営学 3題
  • 憲法 3題
  • 民法(担保物権、親族及び相続を除く) 3題
人間科学区分

試験時間 3時間30分

満点 40点

平均点(H30) 17.627点

問題数 105題

解答数 40題

選択問題(Ⅰ部) 以下の5題を必答

  • 人間科学に関する基礎(人間科学における調査・分析に関する基礎、人間科学における行政的問題を含む。) 5題

選択問題(Ⅱ部) 以下の選択A、B(各15題)から1つを選択

【選択A:心理系】

  • 人間の資質及び行動並びに人間関係の理解に関する心理学的基礎(心理学史、生理、知覚、学習等) 11題
  • 心理学における研究方法に関する基礎 4題

【選択B:教育・福祉・社会系】

  • 教育学、福祉及び社会学に関する基礎 12題
  • 教育学、福祉及び社会学における調査・分析に関する基礎 3題

選択問題(Ⅲ部) 以下の14科目から任意の4科目を選択し、計20題解答

  • 認知心理学 5題
  • 臨床心理学 5題
  • 教育環境学 5題
  • 教育心理学 5題
  • 教育経営学 5題
  • 教育方法学 5題
  • 社会福祉総論 5題
  • 社会福祉各論 5題
  • 福祉計画論 5題
  • 地域福祉論 5題
  • 社会学(理論) 5題
  • 社会学(各論) 5題
  • 社会心理学 5題
  • 現代社会論 5題

第二次試験

各区分ごとの専門試験(記述式)と各区分共通の人物試験(個別面接)、政策論文試験が行われます。

 

専門試験(記述式)

専門試験(記述式)では、17点以下を取ってしまった場合、ほかの試験の点数に関わらず一発不合格となります。(人間科学区分は13点)

政治・国際区分

試験時間 4時間

満点 60点

平均点(H30) 31.067点

問題数 8題

解答数 3題

選択問題 以下の8題から任意の3題解答

  • 行政学
  • 政治学
  • 憲法
  • 国際関係A
  • 国際関係B
  • 国際法
  • 公共政策A
  • 公共政策B

※公共政策からはAかBのいずれか1題のみ選択可。

法律区分

試験時間 4時間

満点 60点

平均点(H30) 30.849点

問題数 3題

解答数 3題

選択問題 以下の6題から任意の3題を解答

  • 憲法
  • 行政法
  • 民法
  • 国際法
  • 公共政策A
  • 公共政策B

※公共政策からはAかBのいずれか1題のみ選択可。

経済区分

試験時間 4時間

満点 60点

平均点(H30) 30.997点

問題数 3題

解答数 3題(うち必須科目1題)

必須問題 経済理論

選択問題 以下の4題から任意の2題を解答

  • 財政学
  • 経済政策
  • 公共政策A
  • 公共政策B

※公共政策からはAかBのいずれか1題のみ選択可。

人間科学区分

試験時間 3時間30分

満点 40点

平均点(H30) 21.333点

問題数 6題

解答数 2題

選択問題 以下の6題から任意の2題を解答(同じ領域から2題選択可能)

  • 心理学に関連する領域 2題(人間の資質及び行動並びに人間関係の理解に関する心理学的基礎、行政的な課題・社会的事象について、心理学的な視点から論述するもの)
  • 教育学、福祉及び社会学に関連する領域 1題
  • 教育学に関連する領域 1題
  • 福祉に関連する領域 1題
  • 社会学に関連する領域 1題
人物試験

人物試験は「人事院面接」とも呼ばれ、参考として性格検査(マークシート)が行われます。

人物試験は3%がA評価、17%がB評価、60%がC評価、17%がD評価、3%がE評価となります。

なお、E評価となってしまった場合、ほかの試験の点数に関わらず一発不合格となります。

 

政策論文試験

試験時間 2時間

満点 10点

平均点(H30) 5.945点

論文を書く上で資料がいくつか与えられますが、その資料の中に英文を含むことが特徴です。

出題内容はきわめて抽象的で、設問に対して具体的な意見をを論述する必要があります。

3点以下を取ってしまった場合、ほかの試験の成績に関わらず一発不合格となります。

 

配点比率

試験全体を15とした場合、

基礎能力試験 2/15

専門試験(択一式) 3/15

専門試験(記述式) 5/15

政策論文試験 2/15

人物試験 3/15

第一次試験の合格は基礎能力試験および専門試験(択一式)の結果によって決定します。専門試験(記述式)と政策論文試験、人物試験は一次試験合格者を対象として評定した上で、最終合格者の決定に反映されます。

 

英語試験による加点

TOEFLやTOEICなどの英語試験で一定の点数を取得した者は、本試験への点数の加算があります。

15点加算 TOEFL(iBT)65以上80未満、TOEIC(R)Test 600以上730未満、IELTS5.5以上6.5未満

25点加算 TOEFL(iBT)80以上、TOEIC(R)Test730以上、IELTS6.5以上、英検準1級以上

 

一次合格ラインボーダー

年度や試験区分によりますが、一般に、基礎能力試験と専門試験(択一式)でそれぞれ平均点+2~3点取れれば合格することができます。

法律区分の2018年度の一次合格ラインボーダーは40~43点だったと予想されます。

参考:

国家総合職試験(大卒程度)の得点計算・ボーダー予想 | KomJo(コムジョー)|公務員試験対策情報サイト


最終合格ボーダー

一般に、専門試験(記述式)で平均点以上の点数をとれば人物試験C、政策論文試験6点で合格することができます。

 

最終合格=採用ではない?!

最終合格(二次試験に合格)した場合、官庁訪問と呼ばれる各府省庁の採用面接を経て内定者を決めるという仕組みになっています。

この官庁訪問では、各府省庁の人事担当者と15分~30分程度の面接を複数回行い、採用の可否が決まります。省庁によっては深夜まで時間がかかる場合があります。

説明会に参加してこまめに情報収集を行い、入念な準備を行いましょう。

なお、例年採用漏れが一定数存在し、最終合格者の3人に2人は採用漏れになります。

 

***********************

国家公務員の魅力は下の記事▼で紹介しています。