
◆東京都庁の情報をご紹介
東京都庁(Ⅰ類B・新方式)の仕事に興味がある方に向けて様々な情報をご紹介
東京都庁(Ⅰ類B・新方式)とは?
Ⅰ類B(新方式)は、22歳~29歳を対象とした東京都庁の採用試験です。要件を満たせばⅠ類Aとの併願も可能です。
教養試験、専門試験、論述試験、口述試験が課される一般方式に対して、新方式では教養試験、プレゼンテーション・シート作成、口述試験が課されます。
この記事では、行政区分の情報を掲載しています。
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受験資格
22歳以上29歳以下の方
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採用予定者数
110人*1
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試験日程
申し込み期間 2018年4月2日(月)~4月9日(月)
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第一次試験日 2018年5月6日(日)
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第一次試験合格発表日 2018年6月1日(金)午前10時
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第二次試験日 2018年6月15日(金)又は6月18日(月)のうち指定される一日
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第二次試験合格発表日 2018年6月26日(火)午前10時
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第三次試験日 2018年7月9日(月)~7月11日(水)のいずれかから指定される一日
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最終合格発表日 2018年7月27日(金)午前10時
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採用面談 8月中旬
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内定 10月1日(月)以降
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採用
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試験科目
第一次試験、第二次試験、第三次試験が課されます。第二次試験・第三次試験は、それぞれ前段階の試験の合格者のみが受験することができます。
第一次試験
教養試験(多肢選択式)
試験時間 2時間30分
問題数 40題
解答数 40題
文章理解・数的処理から30題、人文科学・自然科学・社会科学(時事含む)から10題出題されます。
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プレゼンテーション・シート作成
試験時間 1時間30分
問題数 1題
解答数 1題
都政の課題に対するプレゼンテーション・シートの作成を行います。
作成したプレゼンテーション・シートは回収され、第二次試験当日まで返却されないのでご注意ください。
2018年度は、東京において、首都直下地震に備え、地域防災力を向上させるために、あなたが重要と考える課題を挙げ、その解決に向けた都の具体的な取組などを示したプレゼンテーション・シートの作成が求められました。
なお、プレゼンテーション・シート作成ではグラフや新聞記事などの資料がいくつか与えられるので、それをもとに作成することになります。
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第二次試験
口述試験(プレゼンテーションと個別面接)が行われます。
プレゼンテーションは、第一次試験で作成したプレゼンテーション・シートを使用して行います。プレゼン時間はおよそ5分間です。
プレゼンテーション・シートは第二次試験当日に受験者に返却されます。
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第三次試験
口述試験(グループワークと個別面接)が行われます。
グループワークでは、複数の受験生で、テーマについて共同で企画作業を行い、成果を発表します。テーマの例として「外国人観光客向けに、都内3つの場所を訪れる観光ルートを作ってください」などが挙げられます。
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配点比率
東京都庁は配点を公表しておりませんが、面接の比率が特に高いと思われます。?
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過去の試験の実施状況
(単位:人)
年度 | 採用予定者数 | 受験者数 | 第一次試験合格者数 | 第二次試験合格者数 | 最終合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 110 | 1043(410) | 340(145) | 235(114) | 132(72) | 7.9 |
2016 | 105 | 920(364) | 343(136) | 247(102) | 137(71) | 6.7 |
2015 | 100 | 1267(500) | 331(125) | 231(97) | 114(64) | 11.1 |
2014 | 50 | 1078(375) | 246(92) | 118(87) | 60(34) | 18 |
2013 | 50 | 1314(453) | 381(136) | 132(62) | 75(36) | 17.5 |
()内は女性を内数で表します。
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第一次試験足切りライン
東京都庁の採用試験では、教養試験で一定の点数を下回った場合、他の試験の得点に関わらず不合格となっていまいます(足切り)。
新方式の足切りラインは一般方式の足切りよりも低く、21点前後だと予想されます。
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採用面接とは?
15分程度の面接を行い、併願先など就職活動の状況を聞かれ、東京都庁に入庁する意思があるかどうかを確認されます。志望動機や学生時代に力を入れたことを聞かれる場合もあれば、雑談で終わる場合もあります。
終了後、ほとんどの場合内々定が貰えます。
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*1:平成30年度