
神戸市教委係長が自殺 教育長「職員に多大なる苦労かけた」
神戸市教育委員会会議が10日開かれ、市教委総務課で同会議の調整役を務めていた男性係長(39)が、9日に芦屋市で橋から飛び降りて死亡したことが報告された。長田淳教育長は「職員の命を守ることができなかったのは痛恨の思い」と述べた。
芦屋署によると、係長は芦屋市陽光町の東灘芦屋大橋の上から飛び降りた。自宅には自殺をほのめかす手紙が残されていた。
同会議の冒頭、長田教育長は「特に(神戸市立東須磨小学校の教員による)ハラスメント事案の発生後、事務局の職員には多大なる苦労をかけてきた。労働安全衛生やメンタルヘルスに気を配ってきたつもりだったが、十分徹底できていなかった」と謝罪した。開会前には長田教育長と教育委員の大学教授、弁護士らで黙とうした。
市教委によると、係長は2019年4月に市長部局から市教委に出向し、教育行政の意思決定を担う教育委員との調整などを務めた。10月に東須磨小の問題が発覚した後は、同会議の開催頻度が高くなっていた。残業時間は、10月=98時間▽11月=69時間30分▽12月=43時間30分▽今年1月=54時間-だった。(長谷部崇)
?
2020年2月10(月) 23:11配信
?
●この記事への反応
一人で抱え込ませる状況を作った教育委員会にも責任がある。
教員のいじめ問題調査担当業務と無関係と思うほうが不自然です
自殺を招いた環境も悪いが、自分の要領の悪さが一番の原因
この担当者を自死に追いやった加害先公どもの罪は極めて重い!と言えるはず
憶測ですが、東須磨小学校のいじめた側の教師らに恫喝脅迫されてたんだろう
この人の気持ちわかる 公務員なんて担当者1人に全て押し付ける職場だもん
この自殺を見て加害教師たちは何を思う。
勿論、加害教員が悪いのだが、変な正義感で教育委員会にクレームの電話を入れていた人も、この自殺に少なからず関わっているという事を理解すべき
?
──────────────────────────
?
神戸市で起きた教諭いじめ問題は非常にセンセーショナルなニュースでした。
?
市民の方々からの問い合わせ電話やクレームが多く、また上長からも板挟みになり心身ともに疲労が蓄積していたと拝察します。
?
こころからご冥福をお祈り申し上げます。
?
?