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地方上級とは?
地方上級とは、地方公務員上級(試験)の略称で、地上とも呼ばれます。
具体的には、都道府県庁や政令指定都市、区役所、市役所、町役場、村役場など各自治体にが行っている職員採用試験(大卒程度)の総称を指します。
一般に、大卒は上級、短大卒は中級、高卒は初級の試験を受験する必要があるため、このような呼ばれ方をしています。
最終合格=採用?
国家公務員になるための試験と違い、地方上級試験の合格者は各自治体の人事委員会が作成する採用候補者名簿に記載され、資格や免許を取得できなかった場合を除き、原則として全員が採用されることになっています。
また、最終合格者発表後に採用面談を行っている自治体もありますが、行政の職員として著しく不適格な場合を除き、ほとんど全員が採用されます。
採用後はどこに配属されるか?
自治体によってさまざまですが、県税事務所や公立病院、学校事務など、人々の生活に根差した現場に配属されることが多いです。そこで各自治体の政策の基本や地域の現状を学び、3~4年程度で本部に異動します。
その後、本人の適性をみて3~4年おきにジョブローテーションが行われます。
地上は大卒でないと受験できないのか?
地上の「大学卒業程度」とは、大学卒業程度の学力を必要とする試験という意味で、受験資格(年齢など)を満たしていれば学歴に関係なく受験できます。
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