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2026年度(令和8年度)の裁判所職員採用一般職試験・裁判所事務官(高卒者区分)は、第1次試験が2026年9月13日(日)に実施されます。申込受付はすでに終了しており、現在は受験票を確認して本試験に備える段階です。
第1次試験では、45題の基礎能力試験と1題の作文試験を受験します。ただし、第1次試験の合格者決定に作文の成績は使われません。まず基礎能力試験で第1次試験の合否が決まり、その後、作文と人物試験を含めて最終合格者が決定される仕組みです。
また、2026年度の試験問題と基礎能力試験の正答番号は、2026年9月2日時点ではまだ公表されていません。裁判所公式サイトには2025年度・2024年度の問題と正答番号が掲載されており、2026年度分についても試験実施後の公式掲載を確認する必要があります。
この記事のポイント
2026年度の試験日程
2026年度の裁判所事務官・高卒者区分は、7月に申込みを行い、9月に第1次試験、10月に人物試験、11月に最終合格発表という流れです。日程をまとめると次のとおりです。
| 項目 | 2026年度の日程 |
|---|---|
| 申込受付 | 7月1日(水)10:00~7月10日(金) |
| 顔写真アップロード期限 | 7月23日(木) |
| 受験票ダウンロード | 8月28日(金)13:00~9月13日(日)12:50 |
| 第1次試験 | 9月13日(日) |
| 第1次試験合格発表 | 10月6日(火) |
| 第2次試験(人物試験) | 10月16日(金)~10月29日(木) ※土日を除く |
| 最終合格発表 | 11月13日(金) |
申込受付と顔写真のアップロード期間はすでに終了しています。申込済みの受験者は、受験票をスマートフォンに保存し、試験当日に表示できる状態にしておく必要があります。受験案内では受験票の印刷は不要とされています。
第1次試験当日の時刻にも注意
受験案内では、9月13日は12時50分着席、13時10分試験開始、16時15分試験終了となっています。12時50分から注意事項の説明が始まるため、「13時10分までに行けばよい」という意味ではありません。実際の受付時刻や試験会場は受験票で確認してください。
第1次試験は基礎能力45題+作文1題
裁判所事務官の高卒者区分には、大卒程度区分のような法律系の専門択一試験はありません。第1次試験では、基礎能力試験と作文試験の2科目を受験します。
| 試験 | 出題数 | 時間 | 配点比率 |
|---|---|---|---|
| 基礎能力試験 | 45題 知能24題・知識21題 |
1時間40分 | 9/20 |
| 作文試験 | 1題 | 50分 | 3/20 |
| 人物試験 | 個別面接 | - | 8/20 |
基礎能力試験では、公務員として必要な知能・知識が問われます。45題すべてを100分で解くため、単純平均では1題あたり約2分13秒です。1問に時間をかけすぎず、解ける問題を先に拾う意識が必要です。
一方、作文試験は50分で1題です。文章による表現力だけでなく、提示された課題を正しく理解できているかも評価対象になります。
第1次試験の合否に作文は使われない
試験当日は基礎能力試験と作文試験の両方を受験しますが、ここは合否を見るうえで重要なポイントです。作文試験の評定結果は、第1次試験の合格者決定には反映されません。
したがって、第1次試験を突破できるかどうかを直接左右するのは基礎能力試験です。作文については、第1次試験を通過した受験者について、人物試験などと合わせて最終合格者を決める際に使われます。
最終合格までの配点比率は、基礎能力試験が9/20、作文試験が3/20、人物試験が8/20です。基礎能力試験の比率が最も高い一方、面接も8/20を占めるため、第1次試験通過後は人物試験の影響も大きくなります。
作文は最終合格では「下限の得点」がある
「第1次試験の合否に使われない」からといって、作文を捨ててよいわけではありません。最終合格者の決定では、作文の素点が一定の下限以上であることが必要です。下限は満点の20%から50%を基本に設定され、下限に達しない場合は他の試験種目の成績にかかわらず不合格となります。また、人物試験がD判定の場合も最終合格の対象になりません。
45題を100分で解く時間配分のモデルケース
基礎能力試験は45題で100分です。すべての問題に均等に時間を使うより、解ける問題を先に確保し、最後に見直し時間を残す方法が現実的です。
たとえば、次のような時間配分が一つのモデルケースになります。これは裁判所が指定する解き方ではなく、あくまで100分を使い切らないための参考例です。
| 時間 | モデルケース |
|---|---|
| 最初の60分 | 比較的解きやすい問題を中心に30題程度まで進める |
| 次の30分 | 残った問題や時間のかかる問題を処理する |
| 最後の10分 | 未解答、マークずれ、飛ばした問題を確認する |
最後に10分を残すなら、実質90分で45題を進めることになり、平均は1題2分です。判断推理や数的処理などで数分使う問題があることを考えると、知識問題など短時間で答えられる問題を確実に処理することが重要です。
2026年度の正答番号はいつ公表される?
2026年9月2日時点では、第1次試験自体がまだ実施されていないため、2026年度の試験問題と正答番号は公表されていません。裁判所公式サイトの「試験問題」ページでは、高卒者区分について2025年度と2024年度の基礎能力試験、作文試験、基礎能力試験の正答番号を確認できます。
| 公表資料 | 2026年9月2日時点 |
|---|---|
| 2026年度 基礎能力試験問題 | 未公表 |
| 2026年度 作文試験問題 | 未公表 |
| 2026年度 基礎能力試験の正答番号 | 未公表 |
| 2025年度 基礎能力試験・作文 | 公表済み |
| 2025年度 基礎能力試験の正答番号 | 公表済み |
2025年度の正答番号を見ると、基礎能力試験はNo.1からNo.45まで正答が公表されています。2026年度についても、公表後は同じ公式ページから確認するのが確実です。
作文には「正答番号」はない
自己採点できるのは、多肢選択式の基礎能力試験です。作文試験は記述式であり、正答番号は公表されません。基礎能力試験の自己採点結果と作文・人物試験の評価を同じ「点数」として考えないようにしましょう。
正答公表後の自己採点は「45点満点の素点」として見る
正答番号が公表されたら、まず自分の解答と照合し、45題中何題正解したかを数えます。たとえば45題中30題正解なら、自己採点上の素点は30/45です。
ただし、この「30点」をそのまま最終的な試験得点として扱うことはできません。裁判所職員採用試験では、筆記試験の素点をそのまま使うのではなく、各試験種目の平均点・標準偏差と配点比率を用いて標準点に換算します。
そのため、「去年は○点だったから今年も○点なら必ず合格」という見方はできません。さらに、合格者は希望勤務地を管轄する高等裁判所ごとの区分で決定されるため、自己採点はまず自分の出来を確認するための数字として見るのが適切です。
2026年度の高卒者区分を受験できる人
2026年度は、2026年4月1日時点で高校または中等教育学校を卒業した日の翌日から2年を経過していない人、または2027年3月までに卒業見込みの人などが対象です。通常の高校卒業者でいえば、2024年4月1日以降に卒業した人が該当します。
高卒認定試験の合格者や高等専門学校・専修学校の一定の課程を修了した人なども、条件によって受験資格が認められる場合があります。一般的な「高校3年生と高校卒業後2年以内」だけでは判断できないケースもあるため、該当する場合は受験案内の受験資格を確認する必要があります。
結局、2026年度は何を確認すればいい?
これから第1次試験を受験する人が最優先で確認したいのは、9月13日の集合・着席時刻と受験票です。試験そのものは、45題100分の基礎能力試験と50分の作文試験という構成なので、直前期は45題を時間内に解く練習と作文1題を50分でまとめる練習を分けて行うと整理しやすくなります。
試験終了後は、裁判所公式サイトに2026年度の基礎能力試験の正答番号が掲載されたかを確認します。自己採点では「45題中何題正解したか」を出せますが、それはあくまで素点です。第1次試験合格発表は10月6日、最終合格発表は11月13日なので、自己採点結果と公式の合否は分けて見る必要があります。
FAQ
2026年度の裁判所事務官高卒の第1次試験はいつですか?
基礎能力試験は何問ですか?
作文も第1次試験の合否に影響しますか?
2026年度の正答番号はもう公表されていますか?
自己採点で30点なら試験の得点も30点ですか?
出典・作成方針
- 最高裁判所「令和8年度 裁判所職員採用試験(裁判所事務官)受験案内 一般職試験(高卒者区分)」
- 最高裁判所「令和8年度裁判所職員採用試験日程」
- 最高裁判所「試験問題」
- 最高裁判所「裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、高卒者区分)の合格者決定方法」
日程、出題数、配点比率などは2026年度の最高裁判所公表資料を基準に整理しています。正答番号の公表状況は2026年9月2日時点です。今後、2026年度の試験問題・正答番号・実施結果などが追加公表された場合は、最新の公式情報を確認してください。



