ボーナス

【2022夏】公務員のボーナスを完全予想

ボーナスの支給日・支給月数

6月といえば国家公務員にボーナス(期末・勤勉手当)が支給される月です。

2022年は、6月30日(木)に支給されます。

そしてその支給月数は、期末手当が1.125か月、勤勉手当が0.95か月で合計2.075か月分が支給されると思われます。

期末・勤勉手当の支給月数を昨年度と比較すると以下のとおりです。

支給月数 夏のボーナス
(6月)
冬のボーナス
(12月)
合計
2021年度 2.225か月 2.225か月 4.45か月
2022年度 2.075か月 2.225か月 4.30か月

 

過去のボーナス支給状況

過去のボーナス支給状況は以下のとおりです。

2021年 4.3か月
2020年 4.45か月
2019年 4.5か月
2018年 4.45か月
2017年 4.4か月
2016年 4.3か月
2015年 4.2か月
2014年 4.1か月
2013年 3.95か月
2014年 3.95か月
2013年 3.95か月
2012年 3.95か月

ボーナスの支給月数の決め方

国家公務員のボーナスは人事院勧告に基づき、民間ボーナスの支給実績と合わせることを基本とし、改定を行う仕組みとなっています。

昨年度の人事院勧告では、ボーナスの0.15か月の引き下げが勧告され、今回のボーナスが2.225か月から2.075か月に引き下げられています。

人事院勧告については以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

人事院勧告とは何なのか?具体的な流れを解説人事院勧告とは 人事院勧告(じんじいんかんこく)とは、誤解を恐れずに簡単に言うと「公務員の給与に大きな影響を及ぼすアドバイス」です。あ...

昨年度の人事院勧告の内容については以下の記事にまとめました。

2021年も公務員のボーナスがダウン!人事院勧告のポイントまとめ2021年8月10日、人事院は人事院勧告を発表し、民間企業のボーナスの支給状況について調査を行った結果、国家公務員の水準が民間の水準を上...

新卒公務員のボーナスはいくらか

今年の4月から働き始めた新入職員の場合、在職期間が短いため、ボーナスの支給月数もおよそ1/3になります。

勤勉手当の成績区分が「良好」の場合のボーナス額はおおよそ以下のとおりとなるでしょう(成績率や職歴等に応じてこれより高くなったり、低くなったりする場合があります。)。

区分 期末手当 勤勉手当 合計
国家総合職
院卒
地域手当20%
92,016円 70,545円 162,561円
国家総合職
大卒
地域手当20%
84,456円 64,749円 149,205円
国家一般職
大卒
地域手当20%
78,710円 60,344円 139,054円
国家一般職
大卒
地域手当15%
75,430円 57,830円 133,260円
国家一般職
大卒
地域手当0%
65,592円 50,287円 115,879円
国家一般職
高卒
地域手当20%
65,059円 49,878円 114,937円
国家一般職
高卒
地域手当15%
62,348円 47,800円 110,148円
国家一般職
高卒
地域手当0%
54,216円 41,565円 95,781円

上記の金額から共済掛金や厚生年金保険料、所得税等が控除され、手取りは総支給額の8割程度になると思われます。