目次
国家総合職を受験しようと考えている方は、試験の倍率が気になるのではないでしょうか?
本記事では、国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)(数理科学・物理・地球科学)の倍率や合格者数、過去の倍率推移など試験の難易度を解説します。
公務員試験の倍率は試験ごとに異なるため、自分が受験する試験の倍率は把握しておいたほうがいいでしょう。
国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)(数理科学・物理・地球科学)の試験実施状況について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
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国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)(数理科学・物理・地球科学)の第1次試験ボーダー、最終合格ボーダー、平均点など総まとめ

申込者数、合格者数、倍率
2025年度の国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)(数理科学・物理・地球科学)の申込者数は124人で、受験者数は93人でした。
前年の2024年と比べると、申込者数は15人(10.79%)減少し、第1次試験受験者数は13人(12.26%)減少しました。
女性の申込者数は20人で、前年の2024年と比べると5人(20%)減少し、第1次試験受験者は7人(33.33%)減少しました。
申込者数全体に占める女性の割合は16.13%で、前年から1.86ポイント減少しました。第1次試験受験者数全体に占める女性の割合は15.05%で、前年から4.76ポイント減少しました。
過去10年間における申込者数、第1次試験受験者数、最終合格者数、倍率の推移は次のとおりです。
年度 |
申込者数 |
第1次 受験者数 |
最終 合格者数 |
倍率 |
---|---|---|---|---|
2025 | 124 ( 20 ) |
93 ( 14 ) |
非公表 | – ( – ) |
2024 | 139 ( 25 ) |
106 ( 21 ) |
58 ( 10 ) |
1.83 ( 2.10 ) |
2023 | 135 ( 21 ) |
98 ( 15 ) |
39 ( 2 ) |
2.51 ( 7.50 ) |
2022 | 158 ( 28 ) |
111 ( 17 ) |
38 ( 1 ) |
2.92 ( 17.00 ) |
2021 | 147 ( 26 ) |
99 ( 16 ) |
43 ( 8 ) |
2.30 ( 2.00 ) |
2020 | 179 ( 27 ) |
非公表 | 46 ( 5 ) |
※3.89 ( ※5.40 ) |
2019 | 163 ( 21 ) |
非公表 | 35 ( 2 ) |
※4.66 ( ※10.50 ) |
2018 | 226 ( 34 ) |
非公表 | 39 ( 3 ) |
※5.79 ( ※11.33 ) |
2017 | 247 ( 30 ) |
非公表 | 35 ( 3 ) |
※7.06 ( ※10.00 ) |
2016 | 273 ( 29 ) |
非公表 | 41 ( 4 ) |
※6.66 ( ※7.25 ) |
※ ()内は女性を内数で表します。
※ ※は申込者数/最終合格者数
出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況
申込者数、第1次試験受験者数、第1次試験合格者数
次に第1次試験の実施状況をご紹介します。2025年度の国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)(数理科学・物理・地球科学)の第1次試験の倍率は1.02倍でした。
申込者数124人に対して受験者数は93人で、91人が合格しました。第1次試験の出席率(申込者 ⇒ 受験者)は75.00%、合格率は97.85%となりました。
出席率について見てみると、過去4年の出席率は70.25%(2022年)〜76.26%(2024年)の間で推移しています。
過去4年の第1次試験の倍率は1.02倍(2025年)〜1.59倍(2022年)の間で推移しています。また、第1次試験の合格率は63.06%(2022年)〜98.11%(2024年)の間で推移しています。
女性の第1次試験受験者は14人で、前年の2024年と比べると7人(33.33%)減少し、女性の出席率は70.00%で、前年から14ポイント減少しました。第1次試験合格者数は13人で、前年と比べて7人(35%)減少しました。
第1次試験受験者数全体に占める女性の割合は15.05%で、前年から4.76ポイント減少しました。第1次試験合格者に占める女性の割合は14.29%で、前年から4.94ポイント減少しました。
過去10年間における申込者数、第1次試験受験者数、第1次試験合格者数、倍率の推移は次のとおりです。
年度 |
申込者数 |
第1次 受験者数 |
第1次 合格者数 |
倍率 |
---|---|---|---|---|
2025 | 124 ( 20 ) |
93 ( 14 ) |
91 ( 13 ) |
1.02 ( 1.08 ) |
2024 | 139 ( 25 ) |
106 ( 21 ) |
104 ( 20 ) |
1.02 ( 1.05 ) |
2023 | 135 ( 21 ) |
98 ( 15 ) |
81 ( 10 ) |
1.21 ( 1.50 ) |
2022 | 158 ( 28 ) |
111 ( 17 ) |
70 ( 4 ) |
1.59 ( 4.25 ) |
2021 | 147 ( 26 ) |
99 ( 16 ) |
81 ( 11 ) |
1.22 ( 1.45 ) |
2020 | 179 ( 27 ) |
非公表 | 90 ( 13 ) |
※1.99 ( ※2.08 ) |
2019 | 163 ( 21 ) |
非公表 | 74 ( 5 ) |
※2.20 ( ※4.20 ) |
2018 | 226 ( 34 ) |
非公表 | 79 ( 8 ) |
※2.86 ( ※4.25 ) |
2017 | 247 ( 30 ) |
非公表 | 74 ( 5 ) |
※3.34 ( ※6.00 ) |
2016 | 273 ( 29 ) |
非公表 | 87 ( 5 ) |
※3.14 ( ※5.80 ) |
※ ()内は女性を内数で表します。
※ ※は第1次試験合格者数/最終合格者数
出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況
第1次試験合格者数、第2次試験受験者数、最終合格者数
2025年度の国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)(数理科学・物理・地球科学)の第2次試験の情報については現在調査中です。結果が判明次第、後日更新します。
年度 |
第1次 合格者数 |
第2次 受験者数 |
最終 合格者数 |
倍率 |
---|---|---|---|---|
2025 | 91 ( 13 ) |
非公表 | 非公表 | – ( – ) |
2024 | 104 ( 20 ) |
81 ( 17 ) |
58 ( 10 ) |
1.40 ( 1.70 ) |
2023 | 81 ( 10 ) |
66 ( 7 ) |
39 ( 2 ) |
1.69 ( 3.50 ) |
2022 | 70 ( 4 ) |
55 ( 3 ) |
38 ( 1 ) |
1.45 ( 3.00 ) |
2021 | 81 ( 11 ) |
58 ( 9 ) |
43 ( 8 ) |
1.35 ( 1.13 ) |
2020 | 90 ( 13 ) |
非公表 | 46 ( 5 ) |
※1.96 ( ※2.60 ) |
2019 | 74 ( 5 ) |
非公表 | 35 ( 2 ) |
※2.11 ( ※2.50 ) |
2018 | 79 ( 8 ) |
非公表 | 39 ( 3 ) |
※2.03 ( ※2.67 ) |
2017 | 74 ( 5 ) |
非公表 | 35 ( 3 ) |
※2.11 ( ※1.67 ) |
2016 | 87 ( 5 ) |
非公表 | 41 ( 4 ) |
※2.12 ( ※1.25 ) |
※ ()内は女性を内数で表します。
※ ※は第1次試験合格者数/最終合格者数
出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況
まとめ
国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)(数理科学・物理・地球科学)は最大倍率が2.92倍程度の試験ですが、年度ごとの倍率・合格率を客観的に把握し、科目別の得点戦略を立てることで合格は十分に射程圏に入ります。
早期から学習計画を作り、一次対策と並行して人物試験対策も意識したアウトプット練習を積み重ねましょう。
本サイトでは毎年の実施状況を追跡し、情報を随時更新しています。ブックマークして最新情報をチェックし、ライバルに差をつけましょう!
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過去の倍率・試験実施状況まとめ
国家総合職の試験実施状況 | |||
---|---|---|---|
院卒区分 | |||
行政 | 人間科学 | デジタル | 工学 |
数理科学・物理・地球科学 | 化学・生物・薬学 | 農業科学・水産 | 農業農村工学 |
森林・自然環境 | 全合計(法務除く) | 法務 | |
大卒程度 | |||
政治・国際 | 法律 | 経済 | 人間科学 |
デジタル | 工学 | 数理科学・物理・地球科学 | 化学・生物・薬学 |
農業科学・水産 | 農業農村工学 | 森林・自然環境 | 全合計(教養除く) |
教養 |
国家一般職の試験実施状況 | |||
---|---|---|---|
大卒行政区分 | |||
北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
沖縄 | 全地域合計 | ||
大卒技術区分 | |||
デジタル・電気・電子 | 機械 | 土木 | 建築 |
物理 | 化学 | 農学 | 農業農村工学 |
林学 | |||
高卒事務系区分 | |||
北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
沖縄 | 全地域合計 | ||
高卒技術系区分 | |||
北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
沖縄 | 全地域合計 | 全合計(事務系含む) | |
農業土木 | 林業 |
過去のボーダー情報まとめ
国家総合職のボーダー情報 | |||
---|---|---|---|
院卒区分 | |||
行政 | 人間科学 | デジタル | 工学 |
数理科学・物理・地球科学 | 化学・生物・薬学 | 農業科学・水産 | 農業農村工学 |
森林・自然環境 | |||
大卒程度 | |||
政治・国際 | 法律 | 経済 | 人間科学 |
デジタル | 工学 | 数理科学・物理・地球科学 | 化学・生物・薬学 |
農業科学・水産 | 農業農村工学 | 森林・自然環境 | 教養 |
国家一般職のボーダー情報 | |||
---|---|---|---|
大卒行政区分 | |||
北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
沖縄 | |||
大卒技術区分 | |||
デジタル・電気・電子 | 機械 | 土木 | 建築 |
物理 | 化学 | 農学 | 農業農村工学 |
林学 | |||
高卒事務系区分 | |||
北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
沖縄 | |||
高卒技術系区分 | |||
北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
沖縄 | |||
農業土木 | 林業 |
国家専門職のボーダー情報 | |||
---|---|---|---|
大卒程度 | |||
皇宮護衛官 | 矯正心理A | 矯正心理B | 法務教官A |
法務教官B | 法務教官A(社会人) | 法務教官B(社会人) | 保護観察官 |
財務専門官 | 国税専門官 | 国税専門官A | 国税専門官B |
食品衛生監視員 | 労働基準監督官A | 労働基準監督官B | 航空管制官 |
海上保安官 | |||
高卒程度 | |||
税務職員 | |||
北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
沖縄 |