裁判所職員

2026年裁判所事務官・専門試験(多肢選択式)の正答率分析

2026年の裁判所事務官(大卒)専門試験(多肢選択式)について、KomuInfoに投稿された回答データと正答番号を照合し、設問別の正答率や解答の分かれ方を整理しました。

今回の集計対象は、最低投票数30票以上の問題です。投票数0票の参考扱い問題は、年度サマリーや正答率ランクの集計対象には含めていません。

投稿データ上では、平均正答率は65.2%、中央正答率は63.9%でした。Aランク問題が18問あり、全体としては正答率が高めに出ています。

ただし、この分析は公式の合格最低点やボーダーを示すものではありません。あくまで、投稿回答から見える「どの問題で差がついたか」「どこで解答が割れたか」を確認するための参考材料です。

この記事のポイント

全体感
Aランクが18問、平均正答率は65.2%。投稿データ上では易しめと見る余地があります。
差が出た問題
Cランクは2問にとどまり、正答率30%未満の問題はありませんでした。
解答の割れ方
最多解答と正答が一致しない問題は2問、解答割れ問題は3問でした。

投稿データ上では、全体として正答率が高めに出た

2026年の裁判所事務官(大卒)専門試験(多肢選択式)は、投稿データ上では易しめと整理できます。

正答率60%以上のAランク問題が18問あり、正答率40%未満のCランク問題は2問でした。正答率30%未満の問題はなく、極端に正答が集まりにくい設問は限定的でした。

最多解答と正答が一致した問題は28問で、一致率は93.3%です。全体としては、投稿者の回答が正答に集まりやすい問題が多かったと見ることができます。

この分析の前提

このページでは、KomuInfoに投稿された回答データをもとに、各設問の最多解答、正答率、2位選択肢との割合差などを整理しています。

集計対象は、最低投票数30票以上の問題です。No.31以降は投票数0票の参考扱いとなっているため、正答率ランクや年度サマリーの集計対象には含めていません。

投稿データは、受験者全体を完全に代表する統計ではありません。自己採点や解答確認に関心の高い層が投稿しやすい点を踏まえ、公式統計ではなく参考分析として読む必要があります。

正答率ランクではAランクが18問

正答率をA・B・Cの3段階で整理すると、Aランク18問、Bランク10問、Cランク2問でした。

Aランクが全体の6割を占めており、投稿データ上では比較的正答率が高い構成です。一方で、Cランクが2問あるため、すべての問題が取りやすかったとまではいえません。

ランク 基準 問題数 読み方
Aランク 正答率60%以上 18問 投稿データ上では比較的正答率が高かった問題
Bランク 正答率40%以上60%未満 10問 正答率が中間的だった問題
Cランク 正答率40%未満 2問 投稿データ上では正答率が低めに出た問題

正答率ベースの期待点は19.55点、ランク換算による参考得点は19.00点でした。ランク換算はAを75%、Bを50%、Cを25%として置いた参考値であり、公式平均点とは異なります。

正答率が低かった問題はNo.05とNo.13

投稿データ上で正答率が低かった問題は、No.05とNo.13でした。いずれも正答率40%未満で、Cランクにあたります。

ただし、正答率30%未満の問題はありません。全体としては正答率が高めに出ており、低正答率の問題が大量に並ぶ構成ではありませんでした。

No. 正答 最多解答 正答率 判定
No.05 2 3 38.2% 通常
No.13 5 2 39.0% 解答割れ
No.22 2 2 40.3% 解答割れ
No.26 4 4 44.8% 解答割れ
No.23 2 2 52.6% 通常

No.05とNo.13は、いずれも最多解答と正答が一致しませんでした。投稿データ上では、単に全体の正答率が低いというより、特定の選択肢に判断が寄った問題として見ると分かりやすい結果です。

最多解答と正答が一致しなかった問題は2問

最多解答と正答が一致しなかった問題は、No.05とNo.13の2問です。30問中28問では最多解答と正答が一致しており、全体としては正答に回答が集まった設問が多い結果でした。

ただし、No.05とNo.13はいずれもCランクです。投稿者の中で最も選ばれた選択肢と正答が異なっていたため、試験を振り返るうえでは注目したい設問です。

No. 正答 最多解答 最多割合 正答率 上位差
No.05 2 3 50.2% 38.2% 12.0pt
No.13 5 2 41.7% 39.0% 2.7pt

No.13は、最多解答2が41.7%、正答5が39.0%で、差は2.7ptでした。多数派と正答が大きく離れていたというより、上位2択がかなり接近していた問題といえます。

解答割れは3問にとどまった

解答割れと判定された問題は、No.13、No.22、No.26の3問でした。全体の問題数に対しては少なめで、投稿データ上では大きく割れた設問は限定的です。

特にNo.13とNo.22は、最多解答と2位の差が3pt未満でした。上位2択の判断が近く、受験者の間で迷いが出やすかった可能性があります。

No. 正答 最多解答 最多割合 2位 2位割合 上位差
No.13 5 2 41.7% 5 39.0% 2.7pt
No.22 2 2 40.3% 4 37.4% 2.9pt
No.26 4 4 44.8% 1 20.8% 24.0pt

「解答割れ」は、正答率の高低だけでは見えにくい指標です。最多解答が正答と一致していても、2位との差が小さい場合は、選択肢間で判断が分かれていた可能性があります。

正答率80%以上の問題が複数あった

正答率が高かった問題を見ると、No.06は91.7%、No.08は83.9%、No.11は83.4%でした。上位5問はいずれも80%を超えています。

これらの問題では、投稿者の回答が正答に大きく集まっており、専門試験全体の平均正答率を押し上げた要素と考えられます。

No. 正答 正答率 判定
No.06 1 91.7% 票集中
No.08 3 83.9% 票集中
No.11 4 83.4% 票集中
No.03 5 82.8% 票集中
No.01 4 80.8% 票集中

Aランク問題が18問あることを踏まえると、今回の専門試験は、投稿データ上では取れる問題を積み上げやすい構成だった可能性があります。

設問別の正答率一覧

以下は、最低投票数30票以上の集計対象問題について、投票数、最多解答、2位選択肢、判定、正答、正答率を一覧化したものです。

序盤から中盤にかけて正答率70%以上の問題が多く、後半も大きく正答率が崩れているわけではありません。一方で、No.05、No.13、No.22、No.26は他の設問と比べて正答率が低めに出ています。

No. 投票数 最多解答 最多割合 2位 2位割合 判定 正答 正答率
11232480.8%211.7%票集中480.8%
21091580.4%311.9%票集中580.4%
31044582.8%49.6%票集中582.8%
41006172.7%412.1%票集中172.7%
51018350.2%238.2%通常238.2%
6979191.7%34.4%票集中191.7%
7977359.4%525.4%通常359.4%
8964383.9%55.3%票集中383.9%
9971576.4%410.0%票集中576.4%
10962571.7%48.2%票集中571.7%
11949483.4%36.3%票集中483.4%
12947357.3%125.8%通常357.3%
13962241.7%539.0%解答割れ539.0%
14929456.3%519.5%通常456.3%
15933574.3%49.6%票集中574.3%
16923263.9%315.8%通常263.9%
17927366.1%122.9%通常366.1%
18934157.8%424.0%通常157.8%
19936358.3%116.2%通常358.3%
20924166.5%320.5%通常166.5%
21771372.4%220.9%票集中372.4%
22764240.3%437.4%解答割れ240.3%
23745252.6%519.6%通常252.6%
24753363.5%513.5%通常363.5%
25751463.9%115.3%通常463.9%
26753444.8%120.8%解答割れ444.8%
27748259.9%120.7%通常259.9%
28755569.3%311.4%通常569.3%
29757159.7%217.6%通常159.7%
30766467.9%317.5%通常467.9%

当該年度の難易度をどう見るか

平均正答率65.2%、中央正答率63.9%という結果から見ると、2026年の裁判所事務官(大卒)専門試験(多肢選択式)は、投稿データ上では易しめと見る余地があります。

Aランク問題が18問ある一方、Cランク問題は2問にとどまりました。正答率30%未満の問題がない点も、全体として大崩れしにくい構成だったことを示す材料になります。

ただし、No.05とNo.13では最多解答と正答が一致していません。全体が易しめに見える中でも、一部の問題で選択肢の比較が得点差につながった可能性があります。

ボーダーを考えるうえでの注意点

正答率分析は、試験の難易度や設問ごとの傾向を考える材料になります。今回のようにAランクが多く、Cランクが少ない場合、投稿データ上では得点が積み上がりやすかった可能性があります。

ただし、合格最低点は専門試験(多肢選択式)だけで決まるものではありません。基礎能力試験、論文試験、人物試験、採用予定数、受験者数、年度ごとの受験者層などによって結果は変わります。

この記事はボーダーや合否を予想・断定するものではありません。自己採点分布や他科目の状況、公式発表とあわせて慎重に確認してください。

まとめ

2026年の裁判所事務官(大卒)専門試験(多肢選択式)について、投稿データと正答番号を照合した結果、次のような傾向が見られました。

Aランク問題 18問
Bランク問題 10問
Cランク問題 2問
平均正答率 65.2%
中央正答率 63.9%
最多解答と正答が違った問題 2問
解答割れ問題 3問

全体としては、投稿データ上では易しめと見る余地があります。一方で、No.05やNo.13のように、最多解答と正答が一致しなかった問題もありました。

今後は、基礎能力試験の状況や自己採点分布、公式発表とあわせて確認することで、より立体的に試験結果を振り返ることができます。

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FAQ

この正答率は公式の平均点と同じですか?
同じではありません。ここでの正答率はKomuInfoに投稿された回答データをもとにしたもので、公式統計とは母集団が異なります
専門試験は易しかったと考えてよいですか?
投稿データ上では易しめと見る余地があります。ただし、投稿者層の偏りがあるため、公式平均点や合格最低点を直接示すものではありません。
この分析からボーダーは分かりますか?
分かりません。正答率分析はボーダーを考える材料の一つにはなりますが、合格最低点や合否を断定するものではありません

出典・作成方針

  • KomuInfoに投稿された2026年裁判所事務官(大卒)専門試験(多肢選択式)の回答データ
  • 2026年裁判所事務官(大卒)専門試験(多肢選択式)の正答番号
  • 最低投票数30票以上の設問を対象に集計

本記事は、投稿回答と正答番号を照合し、設問別の正答率、最多解答、解答割れの状況を整理したものです。公式の合格最低点、ボーダー、合否を示すものではありません。

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