裁判所職員

2026年裁判所事務官・基礎能力試験の正答率分析

2026年の裁判所事務官(大卒)基礎能力試験について、KomuInfoに投稿された回答データと正答番号を照合し、設問別の正答率や解答の分かれ方を整理しました。

今回の分析では、Aランク8問、Bランク10問、Cランク12問という結果になりました。平均正答率は47.3%、中央正答率は42.7%で、投稿データ上では、やや難しめと見る余地があります。

ただし、この分析は公式の合格最低点やボーダーを示すものではありません。あくまで、投稿回答から見える「どの問題で差がつきやすかったか」「どの設問で回答が分かれたか」を確認するための参考材料です。

この記事のポイント

全体感
平均正答率は47.3%、中央正答率は42.7%。投稿データ上ではやや難しめとみる余地があります。
差が出た問題
正答率30%未満の問題が7問あり、得点が伸びにくかった受験生もいた可能性があります。
解答の割れ方
最多解答と正答が一致しない問題が7問あり、選択肢間で判断が分かれた設問も見られました。

投稿データ上では、取りやすい問題と迷いやすい問題の差が出た

2026年の裁判所事務官(大卒)基礎能力試験は、投稿データ上では、全体としてやや難しめと整理できます。

正答率60%以上のAランク問題は8問あり、序盤を中心に正答率が高い設問も確認できます。一方で、正答率40%未満のCランク問題は12問、正答率30%未満の問題も7問ありました。

このことから、全問を通じて一様に難しかったというより、比較的取りやすい問題と、判断が分かれやすい問題の差が大きかった試験と見るのが自然です。

この分析の前提

このページでは、KomuInfoに投稿された回答データをもとに、各設問の最多解答、正答率、2位選択肢との割合差などを整理しています。

投稿数は各問題でおおむね1,000票を超えており、一定の傾向を見る材料にはなります。ただし、投稿者は受験者全体を完全に代表するものではありません。

特に、自己採点や解答確認に関心の高い層が投稿しやすい点には注意が必要です。したがって、この記事の数値は公式統計ではなく、投稿データに基づく参考分析として扱ってください。

正答率ランクではCランク問題が12問

正答率をA・B・Cの3段階で整理すると、Aランク8問、Bランク10問、Cランク12問となりました。

Cランクが最も多く、正答率40%未満の問題が全体の4割を占めています。基礎能力試験としては、投稿データ上では得点を積み上げにくい設問が一定数あったと考えられます。

ランク 基準 問題数 読み方
Aランク 正答率60%以上 8問 投稿データ上では比較的正答率が高かった問題
Bランク 正答率40%以上60%未満 10問 正答率が中間的だった問題
Cランク 正答率40%未満 12問 投稿データ上では正答率が低めに出た問題

平均との差だけでなく、Cランク問題がどの程度あるかを見ると、試験全体の得点しやすさを考えやすくなります。

正答率30%未満の問題は7問

正答率が30%未満だった問題は、No.08、No.16、No.21、No.26、No.27、No.28、No.30の7問です。

これらの問題は、投稿データ上では正答率が低めに出ています。ただし、ここでいう正答率の低さは、問題の良し悪しを示すものではありません。回答が分かれた背景には、知識、読解、時間配分、選択肢の見極めなど複数の要素があり得ます。

No. 正答 最多解答 正答率 判定
No.27 4 5 16.3% 解答割れ
No.26 1 3 20.1% 通常
No.08 5 3 26.4% 解答割れ
No.16 2 4 26.9% 解答割れ
No.30 2 3 28.4% 解答割れ

特にNo.27は、最多解答が5、正答が4で、正答率は16.3%でした。複数の選択肢に回答が分かれており、投稿データ上では判断が難しかった設問の一つといえます。

最多解答と正答が一致しなかった問題は7問

最多解答と正答が一致した問題は23問で、一致率は76.7%でした。一方で、最多解答と正答が一致しなかった問題も7問あります。

この結果は、投稿者の中で最も選ばれた選択肢と、正答が異なっていた問題があったという意味です。「多くの受験生が間違えた」と断定するものではありません。

No. 正答 最多解答 最多割合 正答率 差の見方
No.08 5 3 43.2% 26.4% 最多解答が正答を上回る
No.16 2 4 31.8% 26.9% 上位が接近
No.21 3 4 36.0% 29.9% 上位が接近
No.26 1 3 64.5% 20.1% 最多解答に票が集中
No.27 4 5 27.4% 16.3% 複数選択肢に分散
No.28 1 3 39.8% 29.3% 上位選択肢が分散
No.30 2 3 40.6% 28.4% 最多解答と正答に差

No.26は、最多解答の割合が64.5%と高く出ている一方で、正答率は20.1%でした。投稿データ上では、選択肢3に回答が集まりやすかった設問といえます。

解答割れの問題は中盤以降に多く見られた

判定が「解答割れ」となった問題は、全30問中15問でした。特にNo.14以降では、上位の選択肢が接近する問題が目立ちます。

解答割れは、正答率の高さだけでは見えにくい指標です。最多解答が正答と一致していても、2位との差が小さい場合は、受験者の判断が分かれていた可能性があります。

No. 正答 最多解答 最多割合 2位 2位割合 正答率
No.18 3 3 31.4% 4 27.5% 31.4%
No.25 5 5 40.3% 3 35.8% 40.3%
No.16 2 4 31.8% 3 27.2% 26.9%
No.09 4 4 43.7% 3 37.8% 43.7%
No.21 3 4 36.0% 3 29.9% 29.9%

No.18は、最多解答が正答と一致しているものの、最多割合31.4%、2位割合27.5%と差が小さくなっています。このような問題は、正答率だけでなく選択肢間の票の分かれ方も見ると、設問の性格を把握しやすくなります。

正答率が高かった問題もあり、全体が極端に難しかったとはいえない

正答率が高かった問題を見ると、No.10、No.11、No.01、No.05、No.24はいずれも70%を超えています。

これらの問題は、投稿データ上では比較的正答が集まりやすかった設問です。Cランク問題が目立つ一方で、Aランク問題も一定数あるため、全体を一括して「非常に難しい」と見るのは慎重であるべきです。

No. 投票数 正答 正答率 判定
No.10 1077 1 87.5% 票集中
No.11 1067 3 83.7% 票集中
No.01 1285 2 78.2% 票集中
No.05 1133 5 75.6% 票集中
No.24 1047 5 71.2% 票集中

基礎能力試験では、正答率が高い問題を落とさず、解答が割れた問題でどれだけ拾えたかが、得点の差につながりやすいと考えられます。

設問別の正答率一覧

以下は、各設問の投票数、最多解答、2位選択肢、判定、正答、正答率を一覧化したものです。

表を見ると、序盤は正答率が高い問題が比較的多い一方、中盤以降は正答率40%前後や30%未満の問題が増えています。

No. 投票数 最多解答 最多割合 2位 2位割合 判定 正答 正答率
11285278.2%48.9%票集中278.2%
21210336.4%526.3%解答割れ336.4%
31166467.3%326.2%通常467.3%
41153464.2%331.7%通常464.2%
51133575.6%216.9%票集中575.6%
61115159.8%423.4%通常159.8%
71099565.7%316.5%通常565.7%
81108343.2%526.4%解答割れ526.4%
91117443.7%337.8%解答割れ443.7%
101077187.5%44.2%票集中187.5%
111067383.7%28.2%票集中383.7%
121057452.3%321.7%通常452.3%
131059554.8%215.2%通常554.8%
141063432.9%123.2%解答割れ432.9%
151073248.1%535.3%通常248.1%
161050431.8%327.2%解答割れ226.9%
171053137.9%420.2%解答割れ137.9%
181046331.4%427.5%解答割れ331.4%
191032347.2%421.2%通常347.2%
201033242.7%420.6%解答割れ242.7%
211048436.0%329.9%解答割れ329.9%
221031537.5%320.2%解答割れ537.5%
231026440.6%323.0%解答割れ440.6%
241047571.2%111.8%票集中571.2%
251073540.3%335.8%解答割れ540.3%
261074364.5%120.1%通常120.1%
271068527.4%320.5%解答割れ416.3%
281082339.8%129.3%解答割れ129.3%
291074343.9%233.0%解答割れ343.9%
301082340.6%228.4%解答割れ228.4%

ボーダーを見るための数字ではない

正答率分析は、試験の難易度や設問ごとの傾向を考える材料にはなります。ただし、合格最低点や合否を直接示すものではありません

裁判所事務官試験の結果は、基礎能力試験だけでなく、専門試験、論文試験、人物試験、採用予定数、受験者数など複数の要素によって変わります。

今回の結果をどう読むか

今回の分析で注目したいのは、平均正答率やCランク問題数だけではありません。最多解答と正答が一致しない問題が7問あり、さらに解答割れの設問も多く見られた点です。

これは、単純に知識量だけでなく、時間内に選択肢を比較し、正答に近づける力が問われた可能性を示しています。

一方で、正答率70%以上の問題も複数あります。基礎能力試験としては、取れる問題を確実に取りつつ、迷いやすい問題でどこまで粘れたかが、得点差に影響したと考えられます。

今後は自己採点分布や公式発表とあわせて確認したい

正答率分析は、設問単位の傾向を見るには有効です。一方で、受験生全体の得点分布や年度全体の難易度を把握するには、自己採点分布や公式発表もあわせて見る必要があります。

特に、投稿データ上の平均正答率は、投稿者層の影響を受けます。公式統計が出た場合でも、母集団が異なるため、単純に比較するのではなく、参考材料として位置づけるのが適切です。

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FAQ

この正答率は公式の平均点と同じですか?
同じではありません。ここでの正答率はKomuInfoに投稿された回答データをもとにしたもので、公式統計とは母集団が異なります
正答率が低い問題は難問と考えてよいですか?
投稿データ上では正答率が低めに出た問題といえます。ただし、難問、ひっかけ、悪問などと断定するものではありません。
この分析からボーダーは分かりますか?
分かりません。正答率分析はボーダーを考える材料の一つにはなりますが、合格最低点や合否を断定するものではありません

出典・作成方針

  • KomuInfoに投稿された2026年裁判所事務官(大卒)基礎能力試験の回答データ
  • 2026年裁判所事務官(大卒)基礎能力試験の正答番号
  • 最低投票数30票以上の設問を対象に集計

本記事は、投稿回答と正答番号を照合し、設問別の正答率、最多解答、解答割れの状況を整理したものです。公式の合格最低点、ボーダー、合否を示すものではありません。

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