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【2026年度】国家公務員就職氷河期世代のボーダー予想|地域別に分析

2026年度の国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)・基礎能力試験について、受験生から投稿された回答と正答番号を照合すると、設問別正答率の単純平均は55.8%でした。40問を積み上げた参考期待点は22.31点です。

2024年度の公式平均点は21.780点だったため、投稿データだけを見れば今年が大幅に難化した形ではありません。むしろ難易度は標準寄りです。ただし、2026年度は問題の難しさとは別に、申込者数が大きく増えています。2026年度の申込者は5,116人で、2024年度の3,909人を約31%上回りました。一方、採用予定数は179人で、2024年度の174人から大きくは増えていません。

特に事務区分は、2024年度の第1次選考通過得点が地域によって19〜27点でした。今年は基礎能力試験そのものが極端に難しくなったとは考えにくい一方、地域によっては競争がかなり強まっています。したがって、2026年度のボーダーは「試験が難しかったか」だけでなく、申込者と採用予定数のバランスまで見て考える必要があります。

この記事のポイント

難易度
投稿データの期待点は22.31点。2024年度の公式平均21.780点に近く、標準寄りとみられる
競争環境
2026年度の申込者は5,116人。事務区分だけでも4,501人となり、2024年度から大きく増加
ボーダー予想
事務は2024年度19〜27点。2026年度は関東甲信越・近畿・九州などで上振れに注意

2026年度は難問より「中間問題」が多い構成

40問を投稿正答率で分類すると、Aランクは12問、Bランクは24問、Cランクは4問でした。全体の60%がBランクに集中しています。

ランク 問題数 割合 正答率
A 12問 30.0% 60%以上
B 24問 60.0% 40%以上60%未満
C 4問 10.0% 40%未満

正答率80%以上の問題は4問ありましたが、Cランクは4問だけです。極端なサービス問題や難問が大量に並ぶタイプではなく、正答率40〜60%程度の問題をどこまで積み上げられたかが得点差になりやすい構成です。

平均正答率は55.8%、設問別正答率の中央値は53.3%。正答率を40問分積み上げた参考期待点は22.31点で、A・B・Cを75%・50%・25%で換算した参考得点も22.00点でした。二つの方法がほぼ同じ水準になっており、設問別正答率を積み上げた参考値としては22点前後です。個々の受験者の得点分布を示すものではありません。

10問ごとの平均正答率を見ると、No.01〜10が約56.1%、No.11〜20が約51.8%、No.21〜30が約57.6%、No.31〜40が約57.6%でした。後半ほど正答率が落ちるような明確な傾向は見られません。

投稿数は1問23〜48票。数ポイントの差は広く見たい

今回の投票数は合計1,162票で、1問平均約29票です。すべて最低採用条件の15票を超えていますが、100票を超える大規模集計ではありません。1票で正答率が3〜4ポイント動く問題もあるため、55.8%や上位差4.3ポイントといった数字を必要以上に細かく読むのではなく、「かなり集中した」「二択に割れた」「多数派も間違えた」といった傾向を見るデータとして使うのが適切です。

最難関はNo.07。正答率16.7%で多数派も不正解

最も正答率が低かったのはNo.07です。正答は4でしたが、最多解答は3。正答率はわずか16.7%で、今回唯一、最多解答と正答が一致しなかった問題でした。

順位 問題 正答 最多解答 正答率 解答状況
1 No.07 4 3 16.7% 三つ巴
2 No.15 3 3 26.7% 上位4択が接戦
3 No.23 4 4 28.6% 三つ巴
4 No.09 5 5 37.5% 三つ巴
5 No.21 2 2 40.0% 三つ巴

No.07は正答率の低さに加え、誤答の3が正答4を13.4ポイント上回っています。「回答が均等に割れただけ」というより、受験生を引きつける強い誤答肢があった問題とみられます。

一方、No.15とNo.23は正答率30%未満でも、最多解答自体は正答でした。難しかったことに変わりはありませんが、No.07とは性格が違います。No.15は上位4択が接戦、No.23は上位2択が同率で、判断材料を絞り切れずに回答が散った問題です。

自己採点でNo.07、15、23を落としていても、それだけで大きく不利になったとは言えません。3問とも7割以上の投稿者が不正解です。むしろ後述する正答率80〜90%台の問題を落としていないかも確認した方が、相対的な位置を判断しやすくなります。

解答割れは15問。難問以外でも迷った問題が多い

解答が割れたと判定された問題は15問で、40問中37.5%でした。Cランクが4問しかない一方で解答割れは15問あるため、「非常に難しい問題が多かった」というより、正解候補を二つ、三つまで絞ったあとに迷う問題が多かったと考えられます。

問題 正答 最多 次点 上位差 状況
No.23 4 4 5 0.0pt 三つ巴
No.15 3 3 5 0.0pt 上位4択が接戦
No.38 4 4 5 4.3pt ほぼ二択
No.09 5 5 3 6.2pt 三つ巴
No.06 5 5 4 6.4pt ほぼ二択

No.23とNo.15は最多と次点が同率です。No.38も正答4と次点5の差が4.3ポイントしかありません。

ただし、最多解答と正答が違ったのはNo.07の1問だけでした。回答が割れた問題でも、多くは最終的に正答が最多になっています。この点では、「多数派が次々に誤答へ誘導された試験」というより、迷いやすい中間問題が多かった試験と見る方が実態に近そうです。

No.37は91.7%。上位5問は落としたくなかった

最も正答率が高かったのはNo.37で91.7%でした。24票中ほぼ全員が正答1を選んだ計算で、今回の中では突出しています。

順位 問題 正答 正答率 状況
1 No.37 1 91.7% 決着気味
2 No.25 4 81.5% 決着気味
3 No.10 4 81.3% 決着気味
4 No.29 4 80.0% 決着気味
5 No.04 3 77.1% 決着気味

ボーダー付近では1点の差がそのまま第1次選考の通過・不通過につながる可能性があります。No.07のような難問を取れたかより、No.37、25、10、29など、多くの受験生が取っている問題を確実に得点できたかの方が重要です。

過去の公式平均は21点前後。22.31点なら極端な易化ではない

この選考試験では2025年度の実施がなく、直近は2024年度です。人事院が公表した基礎能力試験の公式平均点は、2022年度21.345点、2023年度20.850点、2024年度21.780点でした。

年度 公式平均点 標準偏差
2022 21.345点 5.636
2023 20.850点 6.142
2024 21.780点 5.190
2026投稿データ 22.31点相当 算出不可

過去3回の公式平均は約21.33点です。今回の22.31点はそれより約1点高く、直近2024年度との差は約0.53点にとどまります。

しかも22.31点は全受験者の実測平均ではなく、KomuInfoに回答を投稿した層から計算した参考値です。投稿者層の構成によって、実際の公式平均とは上下どちらにもずれる可能性があります。

現段階では、2026年度を「大幅易化」と見る材料は弱く、2024年度と大きく変わらない標準的な難易度という評価が最も無理のないところです。

申込者は5,116人。難易度以上に気になるのは競争の強まり

2026年度の採用予定数は事務・技術・刑務官の合計179人です。申込者数は5,116人となりました。2024年度は申込者3,909人、採用予定数174人だったため、単純比較では申込者が約30.9%増えた一方、採用予定数は約2.9%の増加です。

ただし、2024年度には入国警備官区分41人、採用予定2人が含まれていましたが、2026年度には入国警備官区分がありません。比較条件をそろえて事務・技術・刑務官だけを見ると、2024年度は申込者3,868人、採用予定172人。2026年度は5,116人、179人です。

区分 2024申込 2026申込 2024採用予定 2026採用予定
事務 3,501人 4,501人 116人 131人
技術 194人 362人 35人 32人
刑務官 173人 253人 21人 16人

事務区分は申込者が1,000人増え、約28.6%増加しました。採用予定数も116人から131人へ増えていますが、増加率は約12.9%です。

技術区分はさらに変化が大きく、申込者194人から362人へ約86.6%増えた一方、採用予定数は35人から32人へ減少。刑務官も申込者173人から253人へ増え、採用予定数は21人から16人へ減っています。

したがって、2026年度は基礎能力試験が大きく易化していなくても、受験者側の競争によって第1次選考通過得点が上がる余地があります。特に技術・刑務官は前年実施回より競争環境が変わっている点に注意が必要です。

事務は近畿・関東甲信越・九州で競争が強まる

申込者の多い事務区分を地域別に見ると、全国一律に厳しくなったわけではありません。採用予定1人あたりの申込者数を2024年度と比較すると、地域差がかなりあります。

地域 2026申込 2026採用予定 申込÷予定 2024参考
北海道 146人 7人 約20.9 約22.5
東北 271人 11人 約24.6 約23.1
関東甲信越 2,034人 56人 約36.3 約32.4
東海北陸 371人 12人 約30.9 約25.8
近畿 754人 10人 約75.4 約44.0
中国 204人 9人 約22.7 約19.4
四国 128人 7人 約18.3 約35.3
九州 468人 16人 約29.3 約22.6
沖縄 125人 3人 約41.7 約52.5

最も目立つのは近畿です。申込者は2024年度528人から754人へ増えた一方、採用予定数は12人から10人へ減りました。「申込者÷採用予定数」は約44.0から約75.4へ上昇しています。

関東甲信越も1,683人から2,034人、九州は294人から468人へ増加しています。東海北陸、中国も前年実施回より競争圧は強めです。

反対に四国は採用予定数が3人から7人へ増えたため、申込者が106人から128人へ増えても比率は大きく低下しました。北海道と沖縄も、申込者と採用予定数のバランスだけなら2024年度よりやや改善しています。

「申込者÷採用予定数」は試験倍率ではない

採用予定数と第1次選考通過者数は同じではありません。2024年度の事務関東甲信越では採用予定52人に対し、第1次選考通過者は208人でした。申込後に当日受験しない人もいます。そのため上の比率は、地域ごとの競争環境が前年実施回からどう変わったかを見る参考値です。

12点は合格ラインではない。氷河期世代は「素点」で競う

就職氷河期世代選考では、一般職高卒者試験のような標準点方式で基礎能力試験と別科目を合算する仕組みではありません。

基礎能力試験は40問で、正解数がそのまま得点になります。事務・技術区分では、原則として満点の30%以上、つまり12点以上を取った人のうち一定以上の成績者について作文試験を評定します。その後、作文試験に合格した人を対象に、基礎能力試験の得点上位から第1次選考通過者を決めます。

つまり、12点は「これを取れば通過する」というボーダーではありません。第1次選考の最低条件に近い基準点です。

2024年度の事務区分では、実際の第1次選考通過得点は最低19点、最高27点でした。12点を取っただけでは、多くの地域で通過得点に届いていません。

一方、技術や刑務官は地域によって12点付近が通過得点となった例もあります。どの区分を受けているかによって、同じ20点でも意味は大きく異なります。

2024年度の事務ボーダーは19〜27点

2026年度を考える基準になるのが、直近実施の2024年度です。事務区分の第1次選考通過得点は次のとおりでした。

地域 2024通過得点 2024公式平均との差
北海道 21点 0.8点低い
東北 19点 2.8点低い
関東甲信越 27点 5.2点高い
東海北陸 23点 1.2点高い
近畿 24点 2.2点高い
中国 19点 2.8点低い
四国 22点 0.2点高い
九州 22点 0.2点高い
沖縄 22点 0.2点高い

同じ基礎能力試験を受けても、関東甲信越は27点、東北・中国は19点と8点もの開きがありました。

全国平均だけを見て「22点なら合格」と判断できない理由がここにあります。地域ごとの採用事情と受験者数によって、第1次選考通過得点は大きく変わります。

2026年度の事務ボーダー予想|近畿・関東・九州は上振れに注意

2026年度の投稿期待点22.31点は2024年度公式平均21.780点と大きく離れていません。このため、問題難度だけなら2024年度の通過得点を大きく動かす材料は乏しいと考えます。

一方で、事務区分の申込者は3,501人から4,501人に増えました。特に近畿、関東甲信越、九州では申込者の増加が採用予定数の増加を上回っています。

これらを踏まえたKomuInfoのモデル予想は次のとおりです。申込者数と採用予定数の変化を主な材料にした暫定モデルで、2026年度の実受験者数や第1次選考通過者数、公式平均点はまだ確定していません。実際の通過得点を断定するものではありません。

地域 2024実績 2026モデル予想 見方
北海道 21点 20〜22点 採用予定数も増え、前年実施回と大きく変わらない可能性
東北 19点 19〜21点 申込者増だが採用予定も増加
関東甲信越 27点 27〜29点 もともと高得点地域。申込者も2,000人超
東海北陸 23点 23〜25点 採用予定数は横ばいで申込者が増加
近畿 24点 25〜27点 申込増と採用予定減が重なり上振れ警戒
中国 19点 19〜21点 競争はやや強まるが、2024実績は低め
四国 22点 20〜22点 採用予定数が3人から7人へ増加
九州 22点 23〜25点 申込者が294人から468人へ大幅増
沖縄 22点 21〜23点 採用予定数増で競争比率はやや改善

モデル上、最も警戒したいのは近畿です。2024年度の24点から1〜3点程度上に動くケースも想定しています。関東甲信越はもともと27点と高く、25点前後でも安全圏とは断定しにくいとみています。

九州も申込者が約59%増えているため、2024年度の22点をそのまま今年の目安にするのはやや危険です。

反対に四国は採用予定数が大きく増えています。公式平均点が2024年度並みなら、前年実施回の22点から上昇する圧力は比較的小さいとみています。

技術・刑務官も「申込者÷採用予定数」は大きく上昇

技術と刑務官は、事務よりも母数が小さいため1人、2人の採用予定数変更で状況が大きく動きます。それでも2026年度は競争増を無視しにくい状況です。

区分 2024通過得点 2024申込÷予定 2026申込÷予定 2026の見方
事務 19〜27点 約30.2 約34.4 地域によって上昇注意
技術 12〜18点 約5.5 約11.3 申込÷予定は約2倍に上昇
刑務官 12〜15点 約8.2 約15.8 申込÷予定は約1.9倍に上昇

2024年度の技術区分は地域別に12〜18点、刑務官は12〜15点でした。

2026年度は技術の申込者が約87%増え、刑務官も約46%増えています。採用予定数はどちらも減っています。事務以上に前年実施回のボーダーをそのまま当てはめにくい状況です。

ただし、小規模区分では第1次通過者を何人確保するかによる振れも大きいため、事務のように1〜2点刻みで予想するより、「2024年度より上に動く可能性を見ておく」という読み方が適しています。

自己採点別の見方|22点前後は地域で評価が大きく変わる

2026年度の投稿データから算出した期待点は22.31点です。事務区分を想定すると、自己採点は次のように見ると分かりやすくなります。

自己採点 事務区分の見方 2024年度との比較
28点以上 かなり強い水準 2024年度は全9地域の通過得点以上
25〜27点 多くの地域で期待できるが、関東・近畿は要注意 2024年度は27点で全地域をカバー
23〜24点 地域によって明暗が分かれる 2024年度は関東を除く多くの地域が範囲内
21〜22点 完全なボーダー帯 2024年度は北海道・四国・九州・沖縄などで通過水準
19〜20点 低ボーダー地域に限られやすい 2024年度は東北・中国が19点
12〜18点 事務では厳しめ 基準点は満たすが、2024事務の最低通過点は19点
11点以下 原則として基準点未達 40点満点の30%未満

たとえば22点なら、投稿データ上ではほぼ期待点どおりです。しかし2024年度実績に当てはめると、関東甲信越27点、近畿24点、東海北陸23点には届かず、北海道21点、四国・九州・沖縄22点などには届く水準でした。

つまり「平均より取れたか」より、自分が受験した地域で何点必要になりそうかを見る方が重要です。

25点ならかなり状況は良くなりますが、2026年度の関東甲信越や近畿ではまだ絶対安全とは言えません。28点以上なら、2024年度実績との比較ではかなり強い位置です。

なお、事務・技術区分では作文試験に合格することも必要です。基礎能力試験が通過得点以上でも、作文の評定で不合格になれば第1次選考を通過できません。

2026年度 基礎能力試験の設問別正答率一覧

40問すべての投稿結果を一覧にすると次のとおりです。投票数は23〜48票で、設定した最低15票を全問が満たしています。

No. 正答 最多 一致 正答率 ランク 上位差 解答状況 投票数
0155一致75.0%A60.4pt決着気味48
0211一致51.4%B16.3pt決着気味37
0322一致70.3%A51.4pt決着気味37
0433一致77.1%A65.7pt決着気味35
0511一致50.0%B29.4ptやや割れ34
0655一致41.9%B6.4ptほぼ二択31
0743不一致16.7%C13.4pt三つ巴30
0822一致59.4%B37.5pt決着気味32
0955一致37.5%C6.2pt三つ巴32
1044一致81.3%A68.8pt決着気味32
1133一致53.1%B25.0pt決着気味32
1255一致58.1%B42.0pt決着気味31
1333一致51.6%B35.5pt決着気味31
1422一致59.4%B40.6pt決着気味32
1533一致26.7%C0.0pt上位4択が接戦30
1622一致53.1%B31.2pt決着気味32
1711一致51.7%B31.0pt決着気味29
1822一致53.6%B35.7pt決着気味28
1955一致55.6%B37.1pt決着気味27
2044一致55.2%B31.1pt決着気味29
2122一致40.0%B16.7pt三つ巴30
2255一致75.0%A53.6pt決着気味28
2344一致28.6%C0.0pt三つ巴28
2433一致50.0%B28.6ptやや割れ28
2544一致81.5%A74.1pt決着気味27
2611一致46.4%B28.5ptやや割れ28
2755一致70.4%A59.3pt決着気味27
2811一致50.0%B26.9ptやや割れ26
2944一致80.0%A72.0pt決着気味25
3011一致54.2%B29.2pt決着気味24
3133一致65.2%A43.5pt決着気味23
3222一致58.3%B37.5pt決着気味24
3333一致45.8%B16.6ptやや割れ24
3433一致44.0%B24.0pt三つ巴25
3544一致45.8%B16.6ptやや割れ24
3611一致64.0%A32.0pt決着気味25
3711一致91.7%A83.4pt決着気味24
3844一致47.8%B4.3ptほぼ二択23
3922一致65.2%A47.8pt決着気味23
4055一致48.1%B25.9ptやや割れ27

40問を通して見ると、正答率40〜60%台の問題が多く、1問だけの難問正解で大きく差をつける試験ではありません。Aランク12問をできるだけ落とさず、Bランク24問から10問台半ばを取れるかが20点台前半から後半へ伸ばすポイントになります。

結局、2026年度はどう見るべきか

基礎能力試験そのものは、投稿平均55.8%、期待点22.31点で標準的です。2024年度公式平均21.780点と比べても、大幅な難化・易化を示す差ではありません。

今年のボーダーを考えるうえで大きいのは、むしろ申込者の増加です。事務は4,501人まで増え、近畿、関東甲信越、九州などでは2024年度より競争が強まっています。

事務区分なら、28点以上はかなり強い水準、25〜27点は多くの地域で期待できるものの関東・近畿では慎重に見たい水準、21〜24点は地域によって結果が大きく分かれるボーダー帯というのが現時点の見方です。

そして、No.07のような正答率16.7%の問題を落としたことを気にしすぎる必要はありません。ボーダー付近で重要なのは、難問1問よりも、正答率70〜90%台の問題を落とさず、中間問題をどこまで積み上げたかです。

FAQ

2026年度の就職氷河期世代試験は難化しましたか?
投稿データの平均正答率は55.8%、参考期待点は22.31点です。2024年度の公式平均21.780点と大きく離れていないため、現時点では大幅な難化・易化ではなく「標準寄り」と見ています。
22点なら第1次選考を通過できますか?
地域によります。2024年度の事務では北海道21点、四国・九州・沖縄22点だった一方、東海北陸23点、近畿24点、関東甲信越27点でした。2026年度は申込者が増えている地域も多いため、22点を全国共通のボーダーとは考えられません。
12点が合格ラインという情報は本当ですか?
12点は原則30%の基準点であり、第1次選考通過得点ではありません。事務・技術では基準点以上の者のうち一定以上の成績者について作文を評定し、作文合格者の中から基礎能力試験の得点上位者を第1次選考通過者とします。
No.07を間違えたら不利ですか?
No.07の正答率は16.7%で、最多解答も正答と一致していません。投稿者の8割以上が間違えているため、この1問の失点だけで大きく不利になったとは考えにくいです。正答率80%前後の問題を何問落としているかも合わせて確認してください。
正式には国家一般職高卒者試験ですか?
正式名称は「国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)」です。基礎能力試験は高等学校卒業程度の問題ですが、一般職高卒者試験とは別の選考です。2026年度の受験資格は1966年4月2日から1986年4月1日までに生まれた者で、学歴を高卒に限定する試験ではありません。

出典・作成方針

投稿正答率と22.31点はKomuInfo投稿者データに基づく参考値で、人事院が公表する2026年度公式平均点ではありません。地域別ボーダー予想は、2024年度の公式通過得点、2026年度の投稿正答率、申込者数、採用予定数から作成したモデルケースです。実際の第1次選考通過得点は、当日の受験者数、作文試験の評定、各地域の選考状況などによって変わります。

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