目次
国税専門官を受験しようと考えている方は、試験の倍率が気になるのではないでしょうか?
本記事では、国税専門官採用試験(B)の倍率や合格者数、過去の倍率推移など試験の難易度を解説します。
公務員試験の倍率は試験ごとに異なるため、自分が受験する試験の倍率は把握しておいたほうがいいでしょう。
国税専門官採用試験(B)の試験実施状況について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
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申込者数、合格者数、倍率
2025年度の国税専門官採用試験(B)の倍率は2.3倍でした。申込者数は343人で、89人が最終合格し、合格率は25.95%となりました。
前年の2024年と比べると、申込者数は57人(14.25%)減少し、最終合格者数は18人(16.82%)減少しました。
過去4年の倍率は1.79倍(2023年)〜2.26倍(2025年)の間で推移しています。また、最終合格率は25.95%(2025年)〜30.95%(2023年)の間で推移しています。
女性の申込者数は70人で、前年の2024年と比べると20人(22.22%)減少し、最終合格者数は18人で、前年と比べて12人(40%)減少しました。
申込者数全体に占める女性の割合は20.41%で、前年から2.09ポイント減少しました。最終合格者に占める女性の割合は20.22%で、前年から7.82ポイント減少しました。
過去3年間における申込者数、第1次試験受験者数、最終合格者数、倍率の推移は次のとおりです。
年度 |
申込者数 |
第1次 受験者数 |
最終 合格者数 |
倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025 | 343 ( 70 ) |
201 ( 42 ) |
89 ( 18 ) |
2.26 ( 2.33 ) |
| 2024 | 400 ( 90 ) |
234 ( 56 ) |
107 ( 30 ) |
2.19 ( 1.87 ) |
| 2023 | 475 ( 102 ) |
263 ( 52 ) |
147 ( 31 ) |
1.79 ( 1.68 ) |
※ ()内は女性を内数で表します。
※ ※は申込者数/最終合格者数
出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況
申込者数、第1次試験受験者数、第1次試験合格者数
次に第1次試験の実施状況をご紹介します。2025年度の国税専門官採用試験(B)の第1次試験の倍率は1.18倍でした。
申込者数343人に対して受験者数は201人で、171人が合格しました。第1次試験の出席率(申込者 ⇒ 受験者)は58.60%、合格率は85.07%となりました。
出席率について見てみると、過去4年の出席率は55.37%(2023年)〜58.60%(2025年)の間で推移しています。
過去4年の第1次試験の倍率は1.14倍(2024年)〜1.21倍(2023年)の間で推移しています。また、第1次試験の合格率は82.89%(2023年)〜88.03%(2024年)の間で推移しています。
女性の第1次試験受験者は42人で、前年の2024年と比べると14人(25%)減少し、女性の出席率は60.00%で、前年から2.22ポイント減少しました。第1次試験合格者数は35人で、前年と比べて11人(23.91%)減少しました。
第1次試験受験者数全体に占める女性の割合は20.9%で、前年から3.03ポイント減少しました。第1次試験合格者に占める女性の割合は20.47%で、前年から1.86ポイント減少しました。
過去3年間における申込者数、第1次試験受験者数、第1次試験合格者数、倍率の推移は次のとおりです。
年度 |
申込者数 |
第1次 受験者数 |
第1次 合格者数 |
倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025 | 343 ( 70 ) |
201 ( 42 ) |
171 ( 35 ) |
1.18 ( 1.20 ) |
| 2024 | 400 ( 90 ) |
234 ( 56 ) |
206 ( 46 ) |
1.14 ( 1.22 ) |
| 2023 | 475 ( 102 ) |
263 ( 52 ) |
218 ( 41 ) |
1.21 ( 1.27 ) |
※ ()内は女性を内数で表します。
※ ※は第1次試験合格者数/最終合格者数
出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況
第1次試験合格者数、第2次試験受験者数、最終合格者数
次に第2次試験の実施状況をご紹介します。2025年度の国税専門官採用試験(B)の第2次試験の倍率は1.51倍でした。
第1次試験合格者171人に対して、第2次試験受験者は134人、うち89人が最終合格しました。第2次試験の出席率(第1次合格者 ⇒ 受験者)は78.36%、合格率は66.42%となりました。
出席率について見てみると、過去4年の出席率は74.27%(2024年)〜81.65%(2023年)の間で推移しています。
過去4年の第2次試験の倍率は1.21倍(2023年)〜1.51倍(2025年)の間で推移しています。また、第2次試験の合格率は66.42%(2025年)〜82.58%(2023年)の間で推移しています。
女性の第2次試験受験者は23人で、前年の2024年と比べると11人(32.35%)減少し、女性の出席率は65.71%で、前年から8.2ポイント減少しました。第2次試験合格者数は18人で、前年と比べて12人(40%)減少しました。
第2次試験受験者数全体に占める女性の割合は17.16%で、前年から5.06ポイント減少しました。第2次試験合格者に占める女性の割合は20.22%で、前年から7.82ポイント減少しました。
過去3年間における第1次試験合格者数、第2次試験受験者数、最終合格者数、倍率の推移は次のとおりです。
年度 |
第1次 合格者数 |
第2次 受験者数 |
最終 合格者数 |
倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025 | 171 ( 35 ) |
134 ( 23 ) |
89 ( 18 ) |
1.51 ( 1.28 ) |
| 2024 | 206 ( 46 ) |
153 ( 34 ) |
107 ( 30 ) |
1.43 ( 1.13 ) |
| 2023 | 218 ( 41 ) |
178 ( 35 ) |
147 ( 31 ) |
1.21 ( 1.13 ) |
※ ()内は女性を内数で表します。
※ ※は第1次試験合格者数/最終合格者数
出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況
まとめ
国税専門官採用試験(B)は最大倍率が2.26倍程度の試験ですが、年度ごとの倍率・合格率を客観的に把握し、科目別の得点戦略を立てることで合格は十分に射程圏に入ります。
早期から学習計画を作り、一次対策と並行して人物試験対策も意識したアウトプット練習を積み重ねましょう。
本サイトでは毎年の実施状況を追跡し、情報を随時更新しています。ブックマークして最新情報をチェックし、ライバルに差をつけましょう!
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過去の倍率・試験実施状況まとめ
| 国家総合職の試験実施状況 | |||
|---|---|---|---|
| 院卒区分 | |||
| 行政 | 人間科学 | デジタル | 工学 |
| 数理科学・物理・地球科学 | 化学・生物・薬学 | 農業科学・水産 | 農業農村工学 |
| 森林・自然環境 | 全合計(法務除く) | 法務 | |
| 大卒程度 | |||
| 政治・国際 | 法律 | 経済 | 人間科学 |
| デジタル | 工学 | 数理科学・物理・地球科学 | 化学・生物・薬学 |
| 農業科学・水産 | 農業農村工学 | 森林・自然環境 | 全合計(教養除く) |
| 教養 | |||
| 国家一般職の試験実施状況 | |||
|---|---|---|---|
| 大卒行政区分 | |||
| 北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
| 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
| 沖縄 | 全地域合計 | ||
| 大卒技術区分 | |||
| デジタル・電気・電子 | 機械 | 土木 | 建築 |
| 物理 | 化学 | 農学 | 農業農村工学 |
| 林学 | |||
| 高卒事務系区分 | |||
| 北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
| 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
| 沖縄 | 全地域合計 | ||
| 高卒技術系区分 | |||
| 北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
| 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
| 沖縄 | 全地域合計 | 全合計(事務系含む) | |
| 農業土木 | 林業 | ||
過去のボーダー情報まとめ
| 国家総合職のボーダー情報 | |||
|---|---|---|---|
| 院卒区分 | |||
| 行政 | 人間科学 | デジタル | 工学 |
| 数理科学・物理・地球科学 | 化学・生物・薬学 | 農業科学・水産 | 農業農村工学 |
| 森林・自然環境 | |||
| 大卒程度 | |||
| 政治・国際 | 法律 | 経済 | 人間科学 |
| デジタル | 工学 | 数理科学・物理・地球科学 | 化学・生物・薬学 |
| 農業科学・水産 | 農業農村工学 | 森林・自然環境 | 教養 |
| 国家一般職のボーダー情報 | |||
|---|---|---|---|
| 大卒行政区分 | |||
| 北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
| 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
| 沖縄 | |||
| 大卒技術区分 | |||
| デジタル・電気・電子 | 機械 | 土木 | 建築 |
| 物理 | 化学 | 農学 | 農業農村工学 |
| 林学 | |||
| 高卒事務系区分 | |||
| 北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
| 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
| 沖縄 | |||
| 高卒技術系区分 | |||
| 北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
| 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
| 沖縄 | |||
| 農業土木 | 林業 | ||
| 国家専門職のボーダー情報 | |||
|---|---|---|---|
| 大卒程度 | |||
| 皇宮護衛官 | 矯正心理A | 矯正心理B | 法務教官A |
| 法務教官B | 法務教官A(社会人) | 法務教官B(社会人) | 保護観察官 |
| 財務専門官 | 国税専門官 | 国税専門官A | 国税専門官B |
| 食品衛生監視員 | 労働基準監督官A | 労働基準監督官B | 航空管制官 |
| 海上保安官 | |||
| 高卒程度 | |||
| 税務職員 | |||
| 北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 |
| 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 |
| 沖縄 | |||













