国民生活センターの平均年収は799.6万円で、前年と比較して横ばいです。
24位(全88法人)で、安定した給与水準を維持しています。
国民生活センターの事務系職員の平均年収・ボーナス
年収推移
年収分布(他法人比較)
国民生活センターの発表によると、2024年度の事務系職員の平均年収は799.6万円、ボーナスは212.5万円でした。
5年前(2019年)の平均年収は718.8万円でしたので、当時と比較するとおよそ80.8万円増加しています。また、10年前(2014年)と比較すると、平均年収はおよそ57.4万円増加しています。
国民生活センターは、消費者トラブルの解決支援や消費者政策の推進を目的として設立された独立行政法人であり、日本の消費者行政を支える中核的な機関として位置づけられています。
商品やサービスに関する苦情相談、悪質商法への注意喚起、製品事故の情報収集などを通じて、消費者の安全と利益を守るための情報提供や支援を行っています。
全国の消費生活センターと連携し、相談事例やトラブル情報を集約することで、消費者被害の実態把握や制度改善に向けた政策提言にもつながる役割を担っています。
また、商品テストや調査研究を通じて、製品の安全性や品質に関する検証を行い、その結果を公表することで消費者への注意喚起や企業の改善を促しています。
近年はインターネット取引やサブスクリプション契約、SNSを利用した詐欺など新しい消費者トラブルへの対応も重要な課題となっており、情報発信や教育活動の強化が進められています。
このように国民生活センターは、消費者トラブルの未然防止と被害救済を支える専門機関として、安心して消費生活を送るための社会基盤を担う役割を果たしています。
組織構成と分布
職員数推移
年齢別職員数分布
国民生活センターの発表によると、2024年度の事務系職員の人数は104人、平均年齢43.7歳でした。
5年前(2019年)の職員数は111人でしたので、当時に比べるとおよそ7人減少しています。また、10年前(2014年)と比較しても、組織規模はおよそ8人増加しています。
職位別年間給与の分布状況(事務・技術職)
人数、最高年収、最低年収等の詳細
| 役職 | 人員 | 平均年齢 | 平均年収 | 最高 | 最低 |
|---|---|---|---|---|---|
| 本部部長 | 7人 | 53.1歳 | 1155.2万円 | 1240.6万円 | 1020.8万円 |
| 本部課長 | 21人 | 49.8歳 | 971.7万円 | 1102.1万円 | 823.4万円 |
| 本部課長補佐 | 22人 | 48.8歳 | 850.8万円 | 1166.8万円 | 669.5万円 |
| 本部係長 | 34人 | 42.1歳 | 699.8万円 | 1011.4万円 | 557万円 |
| 本部主任 | 13人 | 33.9歳 | 567.2万円 | 630.8万円 | 519.4万円 |
| 本部係員 | 7人 | 26.1歳 | 478.3万円 | 513.5万円 | 445.2万円 |
※該当者が4人以下の場合は、個人が特定される恐れがあるため、一部をハイフンで表記しています。
※年収には、時間外勤務手当(残業代)は含まれていません。
ラスパイレス指数
ラスパイレス指数の推移
出典: 独立行政法人国民生活センターの役職員の報酬・給与等について | 消費者庁(2025年6月公表)
ラスパイレス指数とは、国家公務員の給与水準を「100」とした場合に、各法人の給与がどの程度の水準にあるかを比較した指標です。
数値が100を超えれば国より高く、100を下回れば国より低いことを意味します。この指数は、単に平均額を比べるのではなく、「もし法人の職員構成(学歴や経験年数)が国と同じだったら?」と仮定して算出されるため、年齢構成の違いに左右されない純粋な給与水準の比較が可能です。
ただし、比較対象は全ての国家公務員ではなく、主に一般行政事務を行う職員が対象です。そのため、高級官僚(指定職)などは含まれておらず、「現場を支える事務職同士の比較」という側面が強い指標です。
モデル給与
モデル給与例の月額及び年間給与は、本給、本給の調整額、地域手当を基礎に算出されています。
年収ランキング
全法人の中で上位 27% に位置しています。
作成方針と出典
KomuInfo編集部が、各独立行政法人等の公表資料をもとに作成しています。
独立行政法人国民生活センターの役職員の報酬・給与等について | 消費者庁 を使用しています。
平均年間給与や役職別の人数は公表資料の定義に沿って整理しています。個人が特定されるおそれがある区分は非公表やハイフン表記になるため、記事内でもその前提で読んでいます。
