総合研究大学院大学の平均年収は700.2万円で、前年と比較して横ばいです。
2位(全84法人)で、全国立大学法人等の中でもトップクラスの高水準です。
総合研究大学院大学の事務系職員の平均年収・ボーナス
年収推移
年収分布(他法人比較)
総合研究大学院大学の発表によると、2024年度の事務系職員の平均年収は700.2万円、ボーナスは190.4万円でした。
5年前(2019年)の平均年収は654万円でしたので、当時と比較するとおよそ46.2万円増加しています。また、10年前(2014年)と比較すると、平均年収はおよそ85.9万円増加しています。
総合研究大学院大学は、大学共同利用機関などと連携しながら高度な研究者養成を行うことを目的として設立された国立の大学院大学であり、博士課程教育に特化した研究大学として知られています。
学部を持たない大学院大学である点が特徴で、物理学、天文学、生命科学、人類学、情報学など多様な分野において、全国の研究機関と連携した教育研究が行われています。
学生は大学共同利用機関や研究所に所属しながら研究活動を行う仕組みとなっており、最先端の研究設備や研究環境を活用した高度な研究指導を受けることができます。
国立天文台、統計数理研究所、国立遺伝学研究所などと密接に連携した研究教育体制が整備されており、基礎科学分野を中心に国際的な研究成果を生み出してきました。
また、海外研究機関との共同研究や国際的な研究交流も盛んで、世界水準の研究者育成を目指す教育プログラムが展開されています。
こうした特徴から、総合研究大学院大学は高度な研究人材を育成する拠点として、日本の学術研究を支える重要な大学の一つとなっています。
出典: 独立行政法人、国立大学法人等及び特殊法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準(令和6年度):文部科学省(2025年6月公表)
組織構成と分布
職員数推移
年齢別職員数分布
総合研究大学院大学の発表によると、2024年度の事務系職員の人数は32人、平均年齢45.8歳でした。
5年前(2019年)の職員数は29人でしたので、当時に比べるとおよそ3人増加しています。また、10年前(2014年)と比較しても、組織規模はおよそ5人増加しています。
出典: 独立行政法人、国立大学法人等及び特殊法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準(令和6年度):文部科学省(2025年6月公表)
職位別年間給与の分布状況(事務・技術職)
出典: 独立行政法人、国立大学法人等及び特殊法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準(令和6年度):文部科学省(2025年6月公表)
人数、最高年収、最低年収等の詳細
| 役職 | 人員 | 平均年齢 | 平均年収 | 最高 | 最低 |
|---|---|---|---|---|---|
| 課長 | 4人 | 55.5歳 | 842.7万円 | – | – |
| 課長補佐 | 3人 | 53.5歳 | 728.3万円 | – | – |
| 係長 | 13人 | 46.7歳 | 662.5万円 | 772.9万円 | 607.4万円 |
| 主任 | 6人 | 42.7歳 | 612.6万円 | 638万円 | 578.1万円 |
| 係員 | 5人 | 32.3歳 | 492.9万円 | 528.7万円 | 442.4万円 |
※該当者が4人以下の場合は、個人が特定される恐れがあるため、一部をハイフンで表記しています。
※年収には、時間外勤務手当(残業代)は含まれていません。
ラスパイレス指数
ラスパイレス指数の推移
出典: 独立行政法人、国立大学法人等及び特殊法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準(令和6年度):文部科学省(2025年6月公表)
ラスパイレス指数とは、国家公務員の給与水準を「100」とした場合に、各法人の給与がどの程度の水準にあるかを比較した指標です。
数値が100を超えれば国より高く、100を下回れば国より低いことを意味します。この指数は、単に平均額を比べるのではなく、「もし法人の職員構成(学歴や経験年数)が国と同じだったら?」と仮定して算出されるため、年齢構成の違いに左右されない純粋な給与水準の比較が可能です。
ただし、比較対象は全ての国家公務員ではなく、主に一般行政事務を行う職員が対象です。そのため、高級官僚(指定職)などは含まれておらず、「現場を支える事務職同士の比較」という側面が強い指標です。
モデル給与
モデル給与例の月額及び年間給与は、本給、本給の調整額、地域手当を基礎に算出されています。
年収ランキング
全法人の中で上位 2% に位置しています。
作成方針と出典
KomuInfo編集部が、各独立行政法人等の公表資料をもとに作成しています。
独立行政法人、国立大学法人等及び特殊法人の役員の報酬等及び職員の給与の水準(令和6年度):文部科学省 を使用しています。
平均年間給与や役職別の人数は公表資料の定義に沿って整理しています。個人が特定されるおそれがある区分は非公表やハイフン表記になるため、記事内でもその前提で読んでいます。
