【最新】国立大学教員の年収ランキング【教授・准教授・講師・助教】

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昨今の物価上昇を背景に、民間企業では賃上げの波が広がりつつあります。
これに呼応する形で、公務員や公的機関においても給与体系の改定や処遇改善の動きが注目されています。

本ランキングは、各法人が「独立行政法人の役職員の給与水準の公表方法等について(ガイドライン)」に基づき公開している大学教員(教授・准教授・講師・助教)の年収に関する公式データを、当サイトが独自に集計・作成したものです。

対象となる給与額は、ガイドラインで定められた算出基準に則り、諸手当を含む平均給与月額の12カ月分に期末・勤勉手当(ボーナス)を合算した「年間給与総額」をベースとしています。
時間外勤務手当(残業代)は含まれておらず、各法人の純粋な処遇水準を 2024 年度の最新数値で比較しています。

一般に公的法人の給与は、生活コストの高い都市圏に位置する法人が上位に来る傾向があります。また、年功的な賃金体系により「平均年齢」が高いほど年収も押し上げられる点には留意が必要です。

大学教員(教授・准教授・講師・助教)の年収ランキングTOP3
東京都港区 平均55.4歳
国立大学法人
1
平均年収
1188.2万円
1位は政策研究大学院大学で、平均年収は1,188.2万円、平均年齢は55.4歳でした。

政策研究大学院大学は、政策形成を担う高度専門人材の育成を目的として設立された国立大学院大学であり、行政官や国際機関職員、研究者などを対象に実務志向の教育研究を行っている点が特徴です。

修士課程・博士課程を中心とした大学院教育に特化しており、公共政策、経済政策、国際開発、科学技術政策などの分野において、理論と実務を結びつけた教育プログラムが提供されています。

各国政府や国際機関からの留学生・研修生も多く受け入れており、キャンパスは国際色が非常に豊かで、英語による授業や研究指導が多く行われていることも大きな特徴です。

また、政府機関や国際機関との連携研究、政策評価や制度設計に関する研究プロジェクトなどを通じて、実際の政策形成プロセスにも関わる研究活動が展開されています。

こうした環境のもとで、政策課題の解決に資する研究成果の発信や人材育成を行う、日本でも数少ない政策系大学院大学として重要な役割を担っています。

政策研究大学院大学の給与詳細・モデル給与を見る
東京都文京区 平均57.3歳
国立大学法人
2
国立大学法人

お茶の水女子大学

平均年収
1126.4万円
2位はお茶の水女子大学で、平均年収は1,126.4万円、平均年齢は57.3歳でした。

お茶の水女子大学は、女性の高等教育を担う国立大学として長い歴史を持ち、日本の女子教育を代表する教育研究機関の一つとして知られています。

1875年に設立された東京女子師範学校を起源としており、教育・人文科学・理学など幅広い分野で女性研究者や専門職人材を育成してきた伝統があります。

現在は文教育学部、理学部、生活科学部などを中心に教育研究を展開し、少人数教育やきめ細かな学生支援が特徴となっています。

ジェンダー研究や教育学、生活科学などの分野では国内でも高い評価を受けており、女性の社会進出や多様なキャリア形成に関する研究拠点としての役割も担っています。

また、附属学校園を有しており、教育研究の実践的なフィールドとして幼児教育から中等教育まで一体的な教育研究が行われている点も特徴です。

このように、お茶の水女子大学は女性教育の伝統と先進的な研究環境を併せ持つ大学として、日本の教育・研究分野において重要な役割を果たしています。

お茶の水女子大学の給与詳細・モデル給与を見る
東京都港区 平均52.1歳
国立大学法人
3
国立大学法人

東京海洋大学

平均年収
1089.4万円
3位は東京海洋大学で、平均年収は1,089.4万円、平均年齢は52.1歳でした。

東京海洋大学は、海洋に関する教育研究を専門とする国立大学であり、海運・水産・海洋科学など海に関わる幅広い分野を総合的に扱う日本でも数少ない大学として知られています。

東京商船大学と東京水産大学を統合して2003年に設立され、海事分野と水産分野の教育研究を一体的に展開している点が特徴です。

品川キャンパスと越中島キャンパスを中心に、海洋工学、海洋資源、水産科学、海事システムなどの研究が進められており、船舶運航や海洋観測、資源管理など実践的な教育も行われています。

また、練習船を活用した実習や海洋観測などのフィールド教育が充実しており、海運業界や水産業界、海洋関連産業を支える高度専門人材の育成拠点となっています。

近年は海洋環境問題や海洋資源の持続的利用に関する研究も進んでおり、海洋国家である日本の科学技術や産業を支える重要な教育研究機関として役割を担っています。

東京海洋大学の給与詳細・モデル給与を見る

4位以下の全ランキングは下記の表で詳しく確認できます

2024年度 年収ランキング

順位 法人名 平均年収
1 政策研究大学院大学 1188.2万円
2 お茶の水女子大学 1126.4万円
3 東京海洋大学 1089.4万円
4 電気通信大学 1086.5万円
5 横浜国立大学 1084.6万円
6 名古屋工業大学 1077.4万円
7 情報・システム研究機構 1077.1万円
8 一橋大学 1063.2万円
9 筑波技術大学 1051.3万円
10 東京大学 1045.7万円
11 東京外国語大学 1040.1万円
12 東京農工大学 1040万円
13 東海国立大学機構 1039.9万円
14 埼玉大学 1036.2万円
15 東京学芸大学 1035.2万円
16 大阪教育大学 1031.5万円
17 神戸大学 1028.2万円
18 京都教育大学 1024.5万円
19 大阪大学 1018.5万円
20 愛知教育大学 1013.4万円
21 東京芸術大学 1010.8万円
22 人間文化研究機構 1009.1万円
23 和歌山大学 1008.1万円
24 筑波大学 1005.7万円
25 京都工芸繊維大学 1005万円
26 茨城大学 1004.7万円
27 奈良国立大学機構 1000.1万円
28 東北大学 996.3万円
29 北陸先端科学技術大学院大学 995.6万円
30 千葉大学 995.4万円
31 九州大学 985.3万円
32 宮城教育大学 975.9万円
33 奈良先端科学技術大学院大学 964.2万円
34 広島大学 962.6万円
35 宇都宮大学 962万円
36 総合研究大学院大学 960.8万円
37 京都大学 955.2万円
38 静岡大学 949.7万円
39 岡山大学 947万円
40 福島大学 942.2万円
41 福岡教育大学 940万円
42 兵庫教育大学 937.3万円
43 高エネルギー加速器研究機構 933万円
44 三重大学 927.3万円
45 金沢大学 926.2万円
46 滋賀医科大学 925.8万円
47 信州大学 922.9万円
48 室蘭工業大学 921.3万円
49 上越教育大学 920万円
50 北海道国立大学機構 919万円
51 福井大学 918.7万円
52 徳島大学 916.4万円
53 自然科学研究機構 914.5万円
54 新潟大学 913.8万円
55 鳴門教育大学 911.5万円
56 鹿屋体育大学 910.3万円
57 富山大学 908.4万円
58 岩手大学 903.5万円
59 香川大学 903.4万円
60 山形大学 901.4万円
61 北海道大学 897.6万円
62 九州工業大学 895.6万円
63 浜松医科大学 893.8万円
64 豊橋技術科学大学 893.6万円
65 熊本大学 892.6万円
66 佐賀大学 892.4万円
67 北海道教育大学 888万円
68 群馬大学 886.2万円
69 秋田大学 881.4万円
70 愛媛大学 880.8万円
71 高知大学 879.8万円
72 長岡技術科学大学 879.5万円
73 島根大学 871.6万円
74 長崎大学 863.3万円
75 山口大学 861.5万円
76 鳥取大学 849.7万円
77 琉球大学 840.9万円
78 大分大学 837万円
79 旭川医科大学 830.6万円
80 山梨大学 827.3万円
81 宮崎大学 809.3万円
82 弘前大学 807.5万円
83 滋賀大学 563.6万円
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