合格最低点・ボーダー情報

【最新】国税専門官(A)の第1次試験ボーダー、最終合格ボーダー、平均点など総まとめ

公務員試験では、合格の可否を左右する「第1次試験ボーダー」「最終合格点」「平均点」「標準偏差」などの指標が毎年注目されています。

本ページでは、国税専門官採用試験における最新の合格基準や、各試験種目の採点方法・標準点の計算式、足切り制度の概要までをわかりやすくまとめました。試験対策や自己分析の参考に、ぜひご活用ください。

第1次試験合格点、最終合格点

第1次試験合格点
241
最終合格点
474

2024年度の国税専門官採用試験(A)の第1次試験合格点(いわゆる一次ボーダー)は241、最終合格点(いわゆる最終ボーダー)は474でした。

なお、国家公務員試験では単純な素点ではなく、試験種目ごとに「平均点」「標準偏差」を用いた換算による「標準点」方式で合否が決定します。標準点は以下の式で算出され、小数点以下は切り捨てで処理されます。

標準点 = 10 × 配点比率 × (15 × (X – M)/σ + 50)
X:素点(得点) / M:平均点 / σ:標準偏差

また、いずれかの試験種目で基準点を下回った場合は、そのほかの得点に関係なく不合格となる制度があり、通称「足切り」として受験生の間で知られています。得点戦略を立てるうえでは、この点にも注意が必要です。

過去における申込者数、第1次試験合格点、最終合格点の推移は次のとおりです。

年度 第一次試験合格点 最終合格点
2024 241 474
2023 265 506

出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況

【最新】国税専門官A区分の倍率まとめ!合格率の推移や難易度を徹底分析!国税専門官を受験しようと考えている方は、試験の倍率が気になるのではないでしょうか? 本記事では、国税専門官採用試験(A)の倍率や合格者数、過去の倍率推移など試験の難易度を解説します。 公務員試験の倍率は試験ごとに異なるため、自分が受験する試験の倍率は把握しておいたほうがいいでしょう。 国税専門官採用試験(A)の試験実施状況について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!...

基礎能力試験の平均点、満点、標準偏差、基準点

満点
30
基準点
9
平均点
16.952
標準偏差
4.037

人事院が公表したデータによると、2024年度の基礎能力試験の満点は30点、基準点(足切りライン)は9点、平均点は16.952点、標準偏差は4.037でした。

以下に、過去の満点・基準点・平均点・標準偏差の推移をまとめていますので、年度ごとの傾向分析や合格戦略の参考資料としてご活用ください。

年度 満点 基準点 平均点 標準偏差
2024 30 9 16.952 4.037
2023 40 12 21.793 4.998
2022 40 12 21.265 5
2021 40 12 24.407 5.292
2020 40 12 22.175 5.407
2019 40 12 18.293 4.293
2018 40 12 21.318 4.279
2017 40 12 19.455 4.772
2016 40 12 19.229 4.519
2015 40 12 22.019 4.977
2014 40 12 21.393 4.639
2013 40 12 22.866 4.879
2012 40 12 21.574 5.125
2011 40 12 24.872 6.018
2010 45 16 24.263 6.472
2009 45 16 26.118 6.575

出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況

専門試験(多肢選択式)の平均点、満点、標準偏差、基準点

満点
40
基準点
12
平均点
20.538
標準偏差
6.337

人事院が公表したデータによると、2024年度の専門試験(多肢選択式)の満点は40点、基準点(足切りライン)は12点、平均点は20.538点、標準偏差は6.337でした。

以下に、過去の満点・基準点・平均点・標準偏差の推移をまとめていますので、年度ごとの傾向分析や合格戦略の参考資料としてご活用ください。

年度 満点 基準点 平均点 標準偏差
2024 40 12 20.538 6.337
2023 40 12 19.729 6.502

出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況

専門試験(記述式)の平均点、満点、標準偏差、基準点

満点
40
基準点
12
平均点
20.355
標準偏差
6.784

人事院が公表したデータによると、2024年度の専門試験(記述式)の満点は40点、基準点(足切りライン)は12点、平均点は20.355点、標準偏差は6.784でした。

以下に、過去の満点・基準点・平均点・標準偏差の推移をまとめていますので、年度ごとの傾向分析や合格戦略の参考資料としてご活用ください。

年度 満点 基準点 平均点 標準偏差
2024 40 12 20.355 6.784
2023 100 30 53.759 16.541

出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況

人物試験の平均点、満点、標準偏差、基準点

A評価
157
B評価
124
C評価
98
D評価
0

人事院によると、2024年度の人物試験は、Aが157点、Bが124点、Cが98点、Dが0点でした。

過去における標準点の推移は次のとおりです。

年度 A B C D E
2024 157 124 98
2023 158 125 97
2022 158 125 97
2021 159 125 98
2020 159 126 98
2019 158 125 98
2018 160 127 99
2017 159 126 99
2016 159 126 101
2015 159 127 101
2014 157 124 97
2013 164 135 109
2012 165 137 113
2011 164 135 110
2010 163 134 108
2009 165 135 110

※他の試験種目の成績に関わらず不合格となる場合は※と表示しています。

出典:国家公務員試験採用情報NAVI > 試験情報 > 試験の実施状況

【最新】国税専門官A区分の倍率まとめ!合格率の推移や難易度を徹底分析!国税専門官を受験しようと考えている方は、試験の倍率が気になるのではないでしょうか? 本記事では、国税専門官採用試験(A)の倍率や合格者数、過去の倍率推移など試験の難易度を解説します。 公務員試験の倍率は試験ごとに異なるため、自分が受験する試験の倍率は把握しておいたほうがいいでしょう。 国税専門官採用試験(A)の試験実施状況について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!...

配点比率一覧

国税専門官採用試験の各科目の配点比率は次の表のとおりです。

試験
科目
配点比率
第1次試験 基礎能力試験 2/9
第1次試験 専門試験(多肢選択式) 3/9
第2次試験 専門試験(記述式) 2/9
第2次試験 人物試験 2/9

過去の倍率・試験実施状況まとめ

国家総合職の試験実施状況
院卒区分
行政 人間科学 デジタル 工学
数理科学・物理・地球科学 化学・生物・薬学 農業科学・水産 農業農村工学
森林・自然環境 全合計(法務除く) 法務
大卒程度
政治・国際 法律 経済 人間科学
デジタル 工学 数理科学・物理・地球科学 化学・生物・薬学
農業科学・水産 農業農村工学 森林・自然環境 全合計(教養除く)
教養
国家一般職の試験実施状況
大卒行政区分
北海道 東北 関東甲信越 東海北陸
近畿 中国 四国 九州
沖縄 全地域合計
大卒技術区分
デジタル・電気・電子 機械 土木 建築
物理 化学 農学 農業農村工学
林学
高卒事務系区分
北海道 東北 関東甲信越 東海北陸
近畿 中国 四国 九州
沖縄 全地域合計
高卒技術系区分
北海道 東北 関東甲信越 東海北陸
近畿 中国 四国 九州
沖縄 全地域合計 全合計(事務系含む)
農業土木 林業
国家専門職の試験実施状況
大卒程度
皇宮護衛官 矯正心理A 矯正心理B 法務教官A
法務教官B 法務教官A(社会人) 法務教官B(社会人) 保護観察官
財務専門官 国税専門官 国税専門官A 国税専門官B
食品衛生監視員 労働基準監督官A 労働基準監督官B 航空管制官
海上保安官
高卒程度
皇宮護衛官 入国警備官 入国警備官(社会人) 入国警備官(計)
気象大学校学生 海上保安大学校学生 海上保安学校学生(一般課程) 海上保安学校学生(旧:船舶運航システム課程)
海上保安学校学生(航空課程) 海上保安学校学生(旧:情報システム課程) 海上保安学校学生(管制課程) 海上保安学校学生(海洋科学課程)
海上保安学校学生(合計) 海上保安学校学生(一般課程(特別)) 海上保安学校学生(旧:船舶運航システム課程(特別)) 航空保安大学校学生(航空情報科)
航空保安大学校学生(航空電子科) 航空保安大学校学生(合計)
税務職員
北海道 東北 関東甲信越 東海北陸
近畿 中国 四国 九州
沖縄 合計

過去のボーダー情報まとめ

得点計算・合否判定ツールまとめ