国家一般職

【2025年】国家一般職・専門試験(行政区分)の正答率分析

2025年の国家一般職・大卒・行政区分専門試験(多肢選択式)について、KomuInfoに投稿された回答データと正答番号を照合し、設問別の正答率を整理しました。

この記事では、平均正答率やランク別の問題数だけでなく、正答率が低めに出た問題、回答が割れた問題、最多解答と正答が一致しなかった問題を中心に見ていきます。

本記事は、KomuInfoに投稿された回答データをもとにした参考分析です。公式の合格最低点やボーダー、合否可能性を予想・断定するものではありません。

投稿データ上では標準寄り。ただし、判断が分かれた問題も多い

2025年の国家一般職・行政区分の専門試験(多肢選択式)は、投稿データ上では平均正答率50.6%、中央正答率53.5%でした。全体の中心は50%台前半にあり、総評としては「標準寄り」と見るのが自然です。

一方で、正答率30%未満の問題が9問、最多解答と正答が一致しなかった問題が9問、解答割れ問題が21問ありました。平均値だけでは見えにくい、回答が分散した設問も一定数あります。

全体感 平均正答率50.6%、中央正答率53.5%。投稿データ上では標準寄り
ランク構成 Aランク15問、Bランク19問、Cランク13問
正答率30%未満 9問
最多解答と正答の不一致 9問
解答割れ 21問
総評 全体は標準寄り。ただし、低正答率問題と解答割れ問題が一定数見られた

平均正答率だけを見ると標準的に見えますが、正答率30%未満の問題が9問ある点は軽く見られません。全体としては標準寄りでも、設問ごとには得点差が出やすい試験だった可能性があります。

結論:標準寄りの中で、低正答率問題と解答割れ問題が目立つ

2025年の国家一般職・行政区分の専門試験(多肢選択式)は、KomuInfoの投稿データ上では標準寄りと整理できます。平均正答率は50.6%、中央正答率は53.5%で、全体の中心は50%台前半にあります。

ただし、正答率30%未満の問題は9問あり、最多解答と正答が一致しなかった問題も9問ありました。No.05、No.75、No.30、No.19、No.11などは、投稿データ上で正答率が低めに出ています。

一方で、No.34、No.10、No.44、No.36、No.43のように正答率が高く出た問題もあります。試験全体を一言で「難しかった」と断定するより、取りやすい問題を確実に取り、回答が割れた問題でどこまで積み上げられたかが差につながった可能性があります。

この分析で使ったデータの前提

本記事では、KomuInfoに投稿された回答データをもとに、2025年国家一般職・行政区分の専門試験(多肢選択式)の設問別正答率を集計しています。

対象としたのは、最低投票数が30票以上ある問題です。投稿された回答と正答番号を照合し、各設問の正答率を算出しました。

この集計は、受験者全体を代表する統計ではありません。投稿者の得点層や回答傾向によって、実際の受験者全体の正答率とは差が出る可能性があります。

そのため、本記事の数値は、当該年度の専門試験の特徴を振り返るための参考値としてご覧ください。

Bランクが最多。AランクとCランクも一定数あった

設問別の正答率を、A・B・Cの3つのランクに分けて整理します。今回最も多かったのはBランクの19問で、正答率40%以上60%未満の中間層の問題が中心でした。

ランク 基準 問題数 読み取り方
Aランク 正答率60%以上 15問 投稿データ上では比較的正答率が高かった問題
Bランク 正答率40%以上60%未満 19問 得点状況に差が出やすい中間層の問題
Cランク 正答率40%未満 13問 投稿データ上では正答率が低めに出た問題

Bランクが最多である一方、Aランクは15問、Cランクは13問あります。正答率の高い問題と低い問題が混在していたことが、今回の専門試験の特徴です。

No.05は正答率12.6%と低めに出た

投稿データ上で正答率が低かった問題を、正答率の低い順に5問整理します。ここでは「難問」と断定せず、投稿回答と正答を照合した結果として見ています。

順位 問題番号 正答 最多解答 正答率 回答傾向
1位 No.05 5 2 12.6% 三つ巴
2位 No.75 2 5 18.2% 三つ巴
3位 No.30 1 4 19.8% 三つ巴
4位 No.19 4 1 19.9% 上位4択が接戦
5位 No.11 5 3 21.7% 三つ巴

No.05は正答率12.6%で、今回示された問題の中では最も低い正答率でした。最多解答は2、正答は5で、回答傾向は三つ巴とされています。

No.75、No.30、No.19、No.11も正答率が低めに出ています。これらの問題は、投稿データ上では回答が伸びにくかった問題群として確認できます。

最多解答と正答が一致しなかった問題は9問

最多解答と正答が違った問題は、年度サマリー上で9問ありました。これは、投稿データ上で最も多く選ばれた選択肢が、正答とは異なっていたことを意味します。

問題番号 正答 最多解答 正答率 上位差
No.05 5 2 12.6% 15.5pt
No.09 5 3 22.7% 22.7pt
No.11 5 3 21.7% 21.7pt
No.18 1 4 26.8% 11.6pt
No.19 4 1 19.9% 1.4pt

No.09とNo.11は、上位差が20ptを超えています。投稿データ上では、最多解答に回答が一定程度集まる一方で、正答の選択肢とは一致しませんでした。

No.19は上位差1.4ptで、最多解答と正答が違った問題の中でも特に差が小さくなっています。「多くの受験生が間違えた」と断定するのではなく、回答が分かれやすかった可能性のある問題として見るのが適切です。

No.72とNo.19は上位差がかなり小さかった

解答が割れた問題では、最多解答と次点の差が小さくなります。今回の集計では、解答割れ問題が21問ありました。ここでは、上位差が特に小さい問題を整理します。

問題番号 正答 最多解答 次点 上位差 回答傾向
No.72 5 1 5 0.0pt ほぼ二択
No.19 4 1 3 1.4pt 上位4択が接戦
No.08 3 3 1 2.6pt 上位4択が接戦
No.45 3 3 4 9.8pt 三つ巴
No.18 1 4 1 11.6pt 三つ巴

No.72は上位差0.0ptで、最多解答と次点がほぼ並んだ形です。正答は5、最多解答は1で、回答傾向はほぼ二択とされています。

No.19やNo.08も上位差が小さく、複数の選択肢に回答が分散しています。「ほぼ二択」「三つ巴」「上位4択が接戦」といったラベルは、問題の良し悪しを示すものではなく、回答がどの程度集中したかを確認するための目安です。

No.34は正答率84.1%と高かった

低正答率の問題や解答割れ問題だけを見ると、試験全体を必要以上に重く捉えてしまう可能性があります。正答率が高かった問題もあわせて確認します。

順位 問題番号 正答 正答率 回答傾向
1位 No.34 5 84.1% 決着気味
2位 No.10 4 77.0% 決着気味
3位 No.44 2 76.7% 決着気味
4位 No.36 4 75.9% 決着気味
5位 No.43 3 75.6% 決着気味

No.34は正答率84.1%で、今回示された問題の中では最も高い正答率でした。No.10、No.44、No.36、No.43も75%を超えています。

Aランク問題が15問あることを踏まえると、専門試験全体としては、得点しやすい問題も一定数ありました。Cランク問題で差がついた可能性はありますが、同時にAランク問題を落とさず積み上げることも重要だった試験といえます。

2025年の専門試験はどう見るべきか

平均正答率50.6%、中央正答率53.5%という数字を見る限り、今回の専門試験(多肢選択式)は、投稿データ上では標準寄りと見るのが自然です。

ただし、ランク構成を見ると、Aランク15問、Bランク19問、Cランク13問です。Bランクが最多でありつつ、Cランク問題も一定数ありました。

このことから、2025年の国家一般職・行政区分の専門試験は、全体として標準寄りでありながら、取りやすい問題と差がつきやすい問題が混在した構成だった可能性があります。

実際の年度全体の難易度は、受験者層、他科目の得点状況、採用予定数、地域ごとの状況なども含めて見ていく必要があります。正答率分析は、そのための材料の一つです。

地域別の過去公式値と比べるときの注意点

国家一般職は地域によって合格点が異なります。過去公式値を見ると、2025年の第1次試験合格点と最終合格点は、地域ごとに次のように分かれています。

地域 第1次試験合格点 最終合格点
北海道 2025年:206.0点 2025年:437.0点
東北 2025年:237.0点 2025年:405.0点
関東甲信越 2025年:325.0点 2025年:490.0点
東海北陸 2025年:312.0点 2025年:468.0点
近畿 2025年:342.0点 2025年:514.0点
中国 2025年:283.0点 2025年:470.0点
四国 2025年:259.0点 2025年:460.0点
九州 2025年:285.0点 2025年:470.0点
沖縄 2025年:268.0点 2025年:369.0点

地域別の過去公式値は、年度ごとの水準を把握する材料にはなります。ただし、過去の合格点は、今年の合格最低点や合否を示すものではありません。

正答率分析や自己採点分布とあわせて読むことで、試験全体の特徴を考える参考にはなりますが、単純に過去の点数へ当てはめる読み方は避けたほうがよいです。

過去の公式平均点・標準偏差と比べるとどうか

専門試験(多肢選択式)の公式統計を見ると、2025年の公式平均点は19.5点、標準偏差は6.8でした。

直近年度の公式平均点 2025年:19.5点
直近年度の標準偏差 2025年:6.8
過去3年平均 20.6点
過去5年平均 21.0点
過去3年の標準偏差平均 6.9
過去5年の標準偏差平均 6.8
平均点の最高年度 2021年:22.1点
平均点の最低年度 2016年:19.3点

公式平均点と投稿データの正答率分析は、母集団が異なります。KomuInfoの投稿者には、自己採点に関心が高い層や得点が高めの層が多く含まれる可能性があります。

そのため、投稿データだけを見て「今年は簡単だった」「今年は難しかった」と断定するのは避けるべきです。公式統計は、過去の得点水準やばらつきを知るための参考材料として扱うのが適切です。

ボーダーを考える材料にはなるが、断定はできない

正答率分析と過去公式値の比較は、当該年度の試験の重さや、設問ごとの回答傾向を考える材料になります。特に、正答率30%未満の問題数、Cランク問題数、最多解答と正答が一致しなかった問題数は、年度ごとの特徴を把握するうえで参考になります。

一方で、ボーダーは、採用予定数、受験者数、他科目の得点状況、年度ごとの受験者層、地域ごとの採用状況などによって変わります。正答率分析だけで合格最低点や合否を判断することはできません。

本記事の数値は、合否を判断するためのものではなく、専門試験(多肢選択式)の難易度感や設問ごとの特徴を整理するための参考資料としてご覧ください。

まとめ:標準寄りの中で、割れた問題が多かった

  • 2025年国家一般職・行政区分の専門試験(多肢選択式)は、投稿データ上では標準寄り
  • 平均正答率は50.6%、中央正答率は53.5%
  • Aランク15問、Bランク19問、Cランク13問で、Bランクが最多
  • 正答率30%未満の問題は9問
  • 最多解答と正答が一致しなかった問題も9問
  • 解答割れ問題は21問あり、複数の選択肢に回答が分かれた問題が目立った
  • 一方で、正答率60%以上のAランク問題も15問あった

今回の分析は、KomuInfoに投稿された回答データをもとにした参考値です。自己採点分布や基礎能力試験の状況、地域別の過去公式値とあわせて確認することで、2025年国家一般職試験の全体像をより立体的に振り返ることができます。

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