独立行政法人

【2026年最新】独立行政法人職員の年収ランキング

昨今の物価上昇を背景に、民間企業では賃上げの波が広がりつつあります。
これに呼応する形で、公務員や公的機関においても給与体系の改定や処遇改善の動きが注目されています。

本ランキングは、各法人が「独立行政法人の役職員の給与水準の公表方法等について(ガイドライン)」に基づき公開している事務系職員の年収に関する公式データを、当サイトが独自に集計・作成したものです。

対象となる給与額は、ガイドラインで定められた算出基準に則り、諸手当を含む平均給与月額の12カ月分に期末・勤勉手当(ボーナス)を合算した「年間給与総額」をベースとしています。
時間外勤務手当(残業代)は含まれておらず、各法人の純粋な処遇水準を 2025 年度の対象年度の数値で比較しています。

一般に公的法人の給与は、生活コストの高い都市圏に位置する法人が上位に来る傾向があります。また、年功的な賃金体系により「平均年齢」が高いほど年収も押し上げられる点には留意が必要です。

事務系職員の年収ランキングTOP3
東京都千代田区 平均47.4歳
国立研究開発法人
1
国立研究開発法人

日本医療研究開発機構

平均年収
1032.9万円
1位は日本医療研究開発機構で、平均年収は1,032.9万円、平均年齢は47.4歳でした。

日本医療研究開発機構は、医療分野の研究開発を総合的に推進することを目的として設立された国立研究開発法人であり、日本版NIHとも呼ばれる研究推進機関として知られています。

文部科学省、厚生労働省、経済産業省など複数の省庁にまたがる医療研究予算を一元的に管理し、基礎研究から臨床研究、実用化までを見据えた研究開発の支援を行っています。

がん、再生医療、感染症、難病対策、創薬研究など幅広い分野の研究プロジェクトを支援しており、大学や研究機関、企業との連携を通じて医療技術の実用化を推進しています。

また、研究費の配分やプロジェクトマネジメント、研究成果の社会実装に向けた支援などを行うことで、日本の医療研究の競争力強化に貢献しています。

国際共同研究や海外研究機関との連携も進められており、世界的な医療研究ネットワークの中で日本の研究力を高める役割も担っています。

このように日本医療研究開発機構は、医療研究の戦略的推進と研究成果の社会還元を担う中核機関として、日本の医療・生命科学分野の発展を支える重要な存在となっています。

日本医療研究開発機構の給与詳細・モデル給与を見る
東京都練馬区 平均50.1歳
中期目標管理法人
2
中期目標管理法人

労働政策研究・研修機構

平均年収
992.8万円
2位は労働政策研究・研修機構で、平均年収は992.8万円、平均年齢は50.1歳でした。

労働政策研究・研修機構は、雇用や労働に関する政策研究と行政職員の研修を担う独立行政法人であり、日本の労働政策形成を支える専門的な研究機関として位置づけられています。

厚生労働省の政策立案を支援するため、雇用情勢、労働市場、賃金、働き方、労使関係など幅広いテーマについて調査研究を実施しています。

国内外の労働政策に関するデータ収集や国際比較研究も行われており、研究成果は政策提言や調査報告書、統計資料などの形で公表されています。

また、労働行政に携わる職員を対象とした研修事業も重要な役割の一つであり、労働基準監督官や公共職業安定所職員などに対する専門研修が行われています。

研究部門と研修部門を併せ持つ機関として、学術研究と実務教育を結びつけながら、労働政策の質の向上や行政能力の強化に貢献しています。

このように労働政策研究・研修機構は、研究と人材育成の両面から日本の労働政策を支える重要な政策研究機関の一つとなっています。

労働政策研究・研修機構の給与詳細・モデル給与を見る
東京都港区 平均46.2歳
中期目標管理法人
平均年収
975.1万円
第3位には、東京都港区を拠点とする年金積立金管理運用独立行政法人が名を連ねました。

最新の調査による平均年収は975.1万円。上位法人と同様、都市部における地域手当が底上げの原動力となっていることは間違いないですが、平均年齢46.2歳というデータと併せて見ると、中堅層以上の処遇が盤石であることが推察されます。

総務省のガイドラインに則ったこの数値には、職務の特性に応じた諸手当が含まれており、個人のスキルや残業時間に左右されない法人の基礎的な処遇力を映し出しています。

民間企業との均衡を考慮した給与改定の結果が反映されており、公的使命を担う専門組織として、十分な競争力を備えた水準を維持しているといえるでしょう。

GPIFの高い給与水準は、将来の採用競争力においても重要な指標となるはずです。

年金積立金管理運用独立行政法人は、公的年金の積立金を管理・運用することを目的として設立された独立行政法人であり、世界最大級の機関投資家の一つとして知られています。

厚生年金保険および国民年金の積立金を長期的な視点で運用し、将来の年金給付を安定的に支える役割を担っています。

運用資産は国内外の株式や債券、外国資産などに分散投資されており、基本ポートフォリオに基づいてリスク管理を行いながら長期的な収益の確保を目指しています。

運用は主に外部の資産運用会社に委託する形で行われており、GPIF自身は資産配分の管理や運用機関の評価、リスク管理などを中心としたガバナンス機能を担っています。

また、ESG投資やスチュワードシップ活動にも積極的に取り組み、企業の持続的成長や市場の健全な発展を促す役割も果たしています。

このように年金積立金管理運用独立行政法人は、日本の公的年金制度を支える資産運用機関として、国内外の金融市場に大きな影響力を持つ重要な存在となっています。

年金積立金管理運用独立行政法人の給与詳細・モデル給与を見る

4位以下の全ランキングは下記の表で詳しく確認できます

2025年度 年収ランキング

順位 法人名 平均年収
1 日本医療研究開発機構 1032.9万円
2 労働政策研究・研修機構 992.8万円
3 年金積立金管理運用独立行政法人 975.1万円
4 宇宙航空研究開発機構 943.2万円
5 国際協力機構 921.4万円
6 新エネルギー・産業技術総合開発機構 916.5万円
7 科学技術振興機構 914.5万円
8 住宅金融支援機構 910.9万円
9 中小企業基盤整備機構 890.9万円
10 都市再生機構 890.9万円
11 情報処理推進機構 886万円
12 理化学研究所 882.4万円
13 NEW 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 881.1万円
14 郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構 873.6万円
15 工業所有権情報・研修館 872万円
16 福祉医療機構 862.8万円
17 日本貿易振興機構 855.3万円
18 経済産業研究所 852.8万円
19 農畜産業振興機構 845.8万円
20 日本芸術文化振興会 841万円
21 海洋研究開発機構 837.5万円
22 国際交流基金 835.7万円
23 国立公文書館 834.6万円
24 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 829.6万円
25 国民生活センター 828.3万円
26 国際観光振興機構 826.9万円
27 量子科学技術研究開発機構 823.3万円
28 農林漁業信用基金 823.2万円
29 農業者年金基金 822.2万円
30 環境再生保全機構 820.3万円
31 日本スポーツ振興センター 818.7万円
32 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 817.1万円
33 医薬品医療機器総合機構 816.6万円
34 日本学生支援機構 808.9万円
35 勤労者退職金共済機構 800万円
36 日本高速道路保有・債務返済機構 796.7万円
37 水資源機構 785.1万円
38 製品評価技術基盤機構 783.5万円
39 日本原子力研究開発機構 783.5万円
40 統計センター 779.6万円
41 国際農林水産業研究センター 770.1万円
42 建築研究所 763万円
43 造幣局 756.5万円
44 産業技術総合研究所 756.2万円
45 物質・材料研究機構 753.8万円
46 農林水産消費安全技術センター 751.6万円
47 土木研究所 744.8万円
48 森林研究・整備機構 742.2万円
49 国立科学博物館 737万円
50 情報通信研究機構 736万円
51 教職員支援機構 730.4万円
52 航空大学校 729.5万円
53 国立印刷局 727.2万円
54 高齢・障害・求職者雇用支援機構 721.8万円
55 日本学術振興会 718.4万円
56 海上・港湾・航空技術研究所 715.5万円
57 自動車事故対策機構 714.8万円
58 大学入試センター 714.2万円
59 奄美群島振興開発基金 712.7万円
60 北方領土問題対策協会 712.2万円
61 国立美術館 711万円
62 水産研究・教育機構 703.1万円
63 農業・食品産業技術総合研究機構 701.9万円
64 防災科学技術研究所 695.4万円
65 空港周辺整備機構 693.1万円
66 国立文化財機構 688.9万円
67 国立がん研究センター 687.1万円
68 大学改革支援・学位授与機構 679.8万円
69 国立循環器病研究センター 679万円
70 家畜改良センター 677.7万円
71 国立精神・神経医療研究センター 676.2万円
72 酒類総合研究所 673.4万円
73 海技教育機構 667.9万円
74 駐留軍等労働者労務管理機構 662万円
75 日本司法支援センター 660.7万円
76 国立青少年教育振興機構 660.4万円
77 国立長寿医療研究センター 655.6万円
78 医薬基盤・健康・栄養研究所 650.2万円
79 国立環境研究所 649.2万円
80 国立特別支援教育総合研究所 636.3万円
81 国立高等専門学校機構 625.6万円
82 自動車技術総合機構 622.7万円
83 国立女性教育会館 618万円
84 国立病院機構 597.4万円
85 労働者健康安全機構 593.6万円
86 地域医療機能推進機構 587.2万円
87 国立成育医療研究センター 570.7万円
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