日本銀行の平均年収は880.2万円で、前年と比較して横ばいです。
9位(全18法人)で、全特殊法人等の中でもトップクラスの高水準です。
日本銀行の事務系職員の平均年収・ボーナス
年収推移
年収分布(他法人比較)
日本銀行の発表によると、2024年度の事務系職員の平均年収は880.2万円、ボーナスは257.1万円でした。
5年前(2019年)の平均年収は838万円でしたので、当時と比較するとおよそ42.2万円増加しています。また、10年前(2014年)と比較すると、平均年収はおよそ72万円増加しています。
日本銀行は、日本の中央銀行として通貨の発行や金融政策の実施、金融システムの安定維持などを担う金融機関であり、日本経済の安定と発展に重要な役割を果たしています。
1882年に設立され、日本銀行法に基づいて運営されており、日本で唯一紙幣(日本銀行券)を発行する権限を持つ発券銀行です。
物価の安定を目標として金融政策を実施しており、政策金利の調整や国債の買入れなどの手段を通じて経済や物価の安定を図っています。
また、銀行などの金融機関に資金を供給する「銀行の銀行」としての役割や、政府の資金管理や国庫業務を行う「政府の銀行」としての役割も担っています。
さらに、金融システムの安定を維持するため、決済システムの運営や金融機関の監視・分析なども行われています。
このように日本銀行は、金融政策の運営や通貨の発行、金融システムの安定確保を通じて日本経済を支える中央銀行として重要な役割を担っています。
組織構成と分布
職員数推移
年齢別職員数分布
日本銀行の発表によると、2024年度の事務系職員の人数は3364人、平均年齢43.4歳でした。
5年前(2019年)の職員数は3449人でしたので、当時に比べるとおよそ85人減少しています。また、10年前(2014年)と比較しても、組織規模はおよそ181人減少しています。
職位別年間給与の分布状況(事務・技術職)
人数、最高年収、最低年収等の詳細
| 役職 | 人員 | 平均年齢 | 平均年収 | 最高 | 最低 |
|---|---|---|---|---|---|
| 参事役級 | 81人 | 51.5歳 | 1944.8万円 | 2097.4万円 | 1625.4万円 |
| 企画役級 | 636人 | 48.0歳 | 1541.7万円 | 1907.3万円 | 921.7万円 |
| 非管理職級 | 2,573人 | 41.6歳 | 674.3万円 | 1228.7万円 | 339.2万円 |
※該当者が4人以下の場合は、個人が特定される恐れがあるため、一部をハイフンで表記しています。
※年収には、時間外勤務手当(残業代)は含まれていません。
ラスパイレス指数
ラスパイレス指数の推移
出典: 特殊法人関係諸資料 : 財務省(2025年6月公表)
ラスパイレス指数とは、国家公務員の給与水準を「100」とした場合に、各法人の給与がどの程度の水準にあるかを比較した指標です。
数値が100を超えれば国より高く、100を下回れば国より低いことを意味します。この指数は、単に平均額を比べるのではなく、「もし法人の職員構成(学歴や経験年数)が国と同じだったら?」と仮定して算出されるため、年齢構成の違いに左右されない純粋な給与水準の比較が可能です。
ただし、比較対象は全ての国家公務員ではなく、主に一般行政事務を行う職員が対象です。そのため、高級官僚(指定職)などは含まれておらず、「現場を支える事務職同士の比較」という側面が強い指標です。
モデル給与
モデル給与例の月額及び年間給与は、本給、本給の調整額、地域手当を基礎に算出されています。
年収ランキング
全法人の中で上位 50% に位置しています。
作成方針と出典
KomuInfo編集部が、各独立行政法人等の公表資料をもとに作成しています。
特殊法人関係諸資料 : 財務省 を使用しています。
平均年間給与や役職別の人数は公表資料の定義に沿って整理しています。個人が特定されるおそれがある区分は非公表やハイフン表記になるため、記事内でもその前提で読んでいます。
