日本司法支援センターの平均年収は660.7万円で、前年と比較して上昇傾向です。
75位(全87法人)で、安定した給与水準を維持しています。
日本司法支援センターの事務系職員の平均年収・ボーナス
年収推移
年収分布(他法人比較)
日本司法支援センターの発表によると、2025年度の事務系職員の平均年収は660.7万円、ボーナスは180.1万円でした。
5年前(2020年)の平均年収は565.7万円でしたので、当時と比較するとおよそ95万円増加しています。また、10年前(2015年)と比較すると、平均年収はおよそ135.7万円増加しています。
日本司法支援センターは、国民が法的トラブルに直面した際に必要な情報や支援を提供することを目的として設立された独立行政法人であり、日本の司法アクセスを支える総合的な支援機関として位置づけられています。
「法テラス」の名称で知られ、法律相談の案内や弁護士・司法書士の紹介などを通じて、国民が適切な法的サービスを受けられるよう支援しています。
経済的に余裕のない人に対しては、民事法律扶助制度に基づき、弁護士費用や裁判費用の立替えなどの支援も行っています。
また、犯罪被害者支援や司法制度に関する情報提供などを通じて、法的トラブルの解決を総合的にサポートする役割も担っています。
全国各地に事務所を設置し、地域住民が身近に法的相談を利用できる体制を整えることで、司法制度へのアクセス向上にも貢献しています。
このように日本司法支援センターは、法律相談や費用支援などを通じて、国民が適切な法的サービスを受けられる環境を整備し、日本の司法アクセスの向上を支える重要な機関となっています。
組織構成と分布
職員数推移
年齢別職員数分布
日本司法支援センターの発表によると、2025年度の事務系職員の人数は487人、平均年齢43.6歳でした。
5年前(2020年)の職員数は483人でしたので、当時に比べるとおよそ4人増加しています。また、10年前(2015年)と比較しても、組織規模はおよそ10人減少しています。
職位別年間給与の分布状況(事務・技術職)
人数、最高年収、最低年収等の詳細
| 役職 | 人員 | 平均年齢 | 平均年収 | 最高 | 最低 |
|---|---|---|---|---|---|
| ・本部課長 | 6人 | 51.3歳 | 1062.1万円 | 1116.4万円 | 941.5万円 |
| ・本部課長 | 7人 | 51.6歳 | 951.1万円 | 1027.8万円 | 848.7万円 |
| ・本部課長 | 9人 | 51.8歳 | 942.9万円 | 1054.5万円 | 745.8万円 |
| ・本部課長 | 6人 | 51.3歳 | 979.2万円 | 1081.2万円 | 876.7万円 |
| ・本部課長 | 4人 | 49.0歳 | 981.2万円 | 1042.1万円 | 898.2万円 |
| ・本部課長 | 6人 | 51.2歳 | 919.8万円 | 1040.1万円 | 707.2万円 |
| ・本部課長 | 3人 | 51.8歳 | 980.2万円 | 1030.8万円 | 891.7万円 |
| ・本部課長 | 7人 | 47.1歳 | 1177.4万円 | 1468.1万円 | 872万円 |
| ・本部係員 | 46人 | 36.2歳 | 553.1万円 | 686.1万円 | 432.8万円 |
※該当者が4人以下の場合は、個人が特定される恐れがあるため、一部をハイフンで表記しています。
※年収には、時間外勤務手当(残業代)は含まれていません。
ラスパイレス指数
ラスパイレス指数の推移
出典: 法務省:日本司法支援センター関係諸資料(2025年6月公表)
ラスパイレス指数とは、国家公務員の給与水準を「100」とした場合に、各法人の給与がどの程度の水準にあるかを比較した指標です。
数値が100を超えれば国より高く、100を下回れば国より低いことを意味します。この指数は、単に平均額を比べるのではなく、「もし法人の職員構成(学歴や経験年数)が国と同じだったら?」と仮定して算出されるため、年齢構成の違いに左右されない純粋な給与水準の比較が可能です。
ただし、比較対象は全ての国家公務員ではなく、主に一般行政事務を行う職員が対象です。そのため、高級官僚(指定職)などは含まれておらず、「現場を支える事務職同士の比較」という側面が強い指標です。
モデル給与
モデル給与例の月額及び年間給与は、本給、本給の調整額、地域手当を基礎に算出されています。
年収ランキング
全法人の中で上位 86% に位置しています。
作成方針と出典
KomuInfo編集部が、各独立行政法人等の公表資料をもとに作成しています。
法務省:日本司法支援センター関係諸資料 を使用しています。
平均年間給与や役職別の人数は公表資料の定義に沿って整理しています。個人が特定されるおそれがある区分は非公表やハイフン表記になるため、記事内でもその前提で読んでいます。
