電力広域的運営推進機関の平均年収は867.1万円で、前年と比較して横ばいです。
10位(全18法人)で、全特殊法人等の中でもトップクラスの高水準です。
電力広域的運営推進機関の事務系職員の平均年収・ボーナス
年収推移
年収分布(他法人比較)
電力広域的運営推進機関の発表によると、2024年度の事務系職員の平均年収は867.1万円、ボーナスは254.5万円でした。
5年前(2019年)の平均年収は800.9万円でしたので、当時と比較するとおよそ66.2万円増加しています。
電力広域的運営推進機関は、日本の電力システムの安定運用と効率的な電力供給を確保することを目的として設立された法人であり、電力会社間の広域的な電力運用を調整する中核機関として重要な役割を担っています。
2015年に設立され、電力システム改革の一環として全国規模での電力需給の調整や電力ネットワークの効率的な利用を推進する組織として運営されています。
全国の電力会社や発電事業者、送配電事業者などが参加し、電力の需給状況の監視や広域的な電力融通の調整などを行っています。
また、大規模災害や電力不足が発生した場合には、地域を越えた電力の融通を調整することで安定した電力供給の確保に寄与しています。
さらに、将来の電力需給の見通しの作成や送電網整備の計画策定なども行われており、電力システム全体の効率化と安定化を支える役割を担っています。
このように電力広域的運営推進機関は、全国規模での電力運用の調整を通じて日本の電力供給の安定と効率化を支える重要な機関となっています。
組織構成と分布
職員数推移
年齢別職員数分布
電力広域的運営推進機関の発表によると、2024年度の事務系職員の人数は22人、平均年齢44.6歳でした。
5年前(2019年)の職員数は22人でしたので、当時に比べるとほとんど変動はありません。
職位別年間給与の分布状況(事務・技術職)
人数、最高年収、最低年収等の詳細
| 役職 | 人員 | 平均年齢 | 平均年収 | 最高 | 最低 |
|---|---|---|---|---|---|
| 本部部長 | 2人 | – | – | – | – |
| 本部課長 | 3人 | 52.5歳 | 1012.8万円 | 1109.1万円 | 878.2万円 |
| 本部係長 | 1人 | – | – | – | – |
| 本部係員 | 4人 | 39.5歳 | 717.6万円 | 739.1万円 | 704.2万円 |
| 本部専門スタッフ | 9人 | 38.9歳 | 586.3万円 | 676.8万円 | 398.9万円 |
| 本部室長 | 1人 | – | – | – | – |
| 本部事務局長 | 1人 | – | – | – | – |
| スペシャリスト | 1人 | – | – | – | – |
※該当者が4人以下の場合は、個人が特定される恐れがあるため、一部をハイフンで表記しています。
※年収には、時間外勤務手当(残業代)は含まれていません。
ラスパイレス指数
ラスパイレス指数の推移
出典: 経済産業省所管独立行政法人について (METI/経済産業省)(2025年6月公表)
ラスパイレス指数とは、国家公務員の給与水準を「100」とした場合に、各法人の給与がどの程度の水準にあるかを比較した指標です。
数値が100を超えれば国より高く、100を下回れば国より低いことを意味します。この指数は、単に平均額を比べるのではなく、「もし法人の職員構成(学歴や経験年数)が国と同じだったら?」と仮定して算出されるため、年齢構成の違いに左右されない純粋な給与水準の比較が可能です。
ただし、比較対象は全ての国家公務員ではなく、主に一般行政事務を行う職員が対象です。そのため、高級官僚(指定職)などは含まれておらず、「現場を支える事務職同士の比較」という側面が強い指標です。
モデル給与
モデル給与例の月額及び年間給与は、本給、本給の調整額、地域手当を基礎に算出されています。
年収ランキング
全法人の中で上位 56% に位置しています。
作成方針と出典
KomuInfo編集部が、各独立行政法人等の公表資料をもとに作成しています。
経済産業省所管独立行政法人について (METI/経済産業省) を使用しています。
平均年間給与や役職別の人数は公表資料の定義に沿って整理しています。個人が特定されるおそれがある区分は非公表やハイフン表記になるため、記事内でもその前提で読んでいます。
