日本医療研究開発機構の平均年収は1032.9万円で、前年と比較して上昇傾向です。
1位(全87法人)で、全独立行政法人等の中でもトップクラスの高水準です。
日本医療研究開発機構の事務系職員の平均年収・ボーナス
年収推移
年収分布(他法人比較)
日本医療研究開発機構の発表によると、2025年度の事務系職員の平均年収は1032.9万円、ボーナスは285.9万円でした。
5年前(2020年)の平均年収は945.9万円でしたので、当時と比較するとおよそ87万円増加しています。また、10年前(2015年)と比較すると、平均年収はおよそ169.2万円増加しています。
日本医療研究開発機構は、医療分野の研究開発を総合的に推進することを目的として設立された国立研究開発法人であり、日本版NIHとも呼ばれる研究推進機関として知られています。
文部科学省、厚生労働省、経済産業省など複数の省庁にまたがる医療研究予算を一元的に管理し、基礎研究から臨床研究、実用化までを見据えた研究開発の支援を行っています。
がん、再生医療、感染症、難病対策、創薬研究など幅広い分野の研究プロジェクトを支援しており、大学や研究機関、企業との連携を通じて医療技術の実用化を推進しています。
また、研究費の配分やプロジェクトマネジメント、研究成果の社会実装に向けた支援などを行うことで、日本の医療研究の競争力強化に貢献しています。
国際共同研究や海外研究機関との連携も進められており、世界的な医療研究ネットワークの中で日本の研究力を高める役割も担っています。
このように日本医療研究開発機構は、医療研究の戦略的推進と研究成果の社会還元を担う中核機関として、日本の医療・生命科学分野の発展を支える重要な存在となっています。
組織構成と分布
職員数推移
年齢別職員数分布
日本医療研究開発機構の発表によると、2025年度の事務系職員の人数は71人、平均年齢47.4歳でした。
5年前(2020年)の職員数は62人でしたので、当時に比べるとおよそ9人増加しています。また、10年前(2015年)と比較しても、組織規模はおよそ4人増加しています。
職位別年間給与の分布状況(事務・技術職)
人数、最高年収、最低年収等の詳細
| 役職 | 人員 | 平均年齢 | 平均年収 | 最高 | 最低 |
|---|---|---|---|---|---|
| ・本部部次長 | 14人 | 53.5歳 | 1292.7万円 | 1817.3万円 | 1071万円 |
| ・本部課長 | 29人 | 52.5歳 | 1113.1万円 | 1621.8万円 | 840.3万円 |
| ・本部課長代理 | 90人 | 51.4歳 | 809.6万円 | 1044万円 | 673.6万円 |
| ・本部係長 | 54人 | 45.8歳 | 649.5万円 | 970.2万円 | 539.7万円 |
| ・本部係員 | 24人 | 44.6歳 | 575.4万円 | 630.4万円 | 508.3万円 |
※該当者が4人以下の場合は、個人が特定される恐れがあるため、一部をハイフンで表記しています。
※年収には、時間外勤務手当(残業代)は含まれていません。
ラスパイレス指数
ラスパイレス指数の推移
出典: 役職員の報酬・給与等について – 内閣府(2025年6月公表)
ラスパイレス指数とは、国家公務員の給与水準を「100」とした場合に、各法人の給与がどの程度の水準にあるかを比較した指標です。
数値が100を超えれば国より高く、100を下回れば国より低いことを意味します。この指数は、単に平均額を比べるのではなく、「もし法人の職員構成(学歴や経験年数)が国と同じだったら?」と仮定して算出されるため、年齢構成の違いに左右されない純粋な給与水準の比較が可能です。
ただし、比較対象は全ての国家公務員ではなく、主に一般行政事務を行う職員が対象です。そのため、高級官僚(指定職)などは含まれておらず、「現場を支える事務職同士の比較」という側面が強い指標です。
年収ランキング
全法人の中で上位 1% に位置しています。
作成方針と出典
KomuInfo編集部が、各独立行政法人等の公表資料をもとに作成しています。
役職員の報酬・給与等について – 内閣府 を使用しています。
平均年間給与や役職別の人数は公表資料の定義に沿って整理しています。個人が特定されるおそれがある区分は非公表やハイフン表記になるため、記事内でもその前提で読んでいます。
