農水産業協同組合貯金保険機構の平均年収は853.8万円で、前年と比較して減少傾向です。
5位(全9法人)で、全特殊法人等の中でもトップクラスの高水準です。
農水産業協同組合貯金保険機構の事務系職員の平均年収・ボーナス
年収推移
年収分布(他法人比較)
農水産業協同組合貯金保険機構の発表によると、2025年度の事務系職員の平均年収は853.8万円、ボーナスは248.4万円でした。
5年前(2020年)の平均年収は947.8万円でしたので、当時と比較するとおよそ94万円減少しています。
農水産業協同組合貯金保険機構は、農業協同組合(JA)や漁業協同組合(JF)などの金融機関における貯金者を保護し、農林水産業協同組合系統金融機関の信用秩序の維持を図ることを目的として設立された法人です。
1973年に設立され、農業協同組合、信用農業協同組合連合会、漁業協同組合などが行う貯金業務に対して貯金保険制度を運営しています。
万が一、農林水産業協同組合系統の金融機関が経営破綻した場合には、貯金者の貯金を一定額まで保護する仕組みが整備されています。
保護の対象となる貯金は、原則として元本1,000万円とその利息までであり、一般の金融機関における預金保険制度と同様の枠組みが採用されています。
また、破綻金融機関への資金援助や業務支援などを通じて、系統金融機関の経営の安定や金融システムの信頼性の維持にも寄与しています。
このように農水産業協同組合貯金保険機構は、農林水産業協同組合系統金融機関における貯金者保護と金融秩序の維持を担う重要な法人となっています。
組織構成と分布
職員数推移
年齢別職員数分布
農水産業協同組合貯金保険機構の発表によると、2025年度の事務系職員の人数は14人、平均年齢51.4歳でした。
5年前(2020年)の職員数は11人でしたので、当時に比べるとおよそ3人増加しています。
ラスパイレス指数
ラスパイレス指数の推移
出典: 特殊法人及び認可法人(給与水準の公表が義務づけられているもの):農林水産省(2025年6月公表)
ラスパイレス指数とは、国家公務員の給与水準を「100」とした場合に、各法人の給与がどの程度の水準にあるかを比較した指標です。
数値が100を超えれば国より高く、100を下回れば国より低いことを意味します。この指数は、単に平均額を比べるのではなく、「もし法人の職員構成(学歴や経験年数)が国と同じだったら?」と仮定して算出されるため、年齢構成の違いに左右されない純粋な給与水準の比較が可能です。
ただし、比較対象は全ての国家公務員ではなく、主に一般行政事務を行う職員が対象です。そのため、高級官僚(指定職)などは含まれておらず、「現場を支える事務職同士の比較」という側面が強い指標です。
モデル給与
モデル給与例の月額及び年間給与は、本給、本給の調整額、地域手当を基礎に算出されています。
年収ランキング
全法人の中で上位 56% に位置しています。
作成方針と出典
KomuInfo編集部が、各独立行政法人等の公表資料をもとに作成しています。
特殊法人及び認可法人(給与水準の公表が義務づけられているもの):農林水産省 を使用しています。
平均年間給与や役職別の人数は公表資料の定義に沿って整理しています。個人が特定されるおそれがある区分は非公表やハイフン表記になるため、記事内でもその前提で読んでいます。
