独立行政法人

【2014年】独立行政法人の年収ランキング

昨今の物価上昇を背景に、民間企業では賃上げの波が広がりつつあります。
これに呼応する形で、公務員や公的機関においても給与体系の改定や処遇改善の動きが注目されています。

本ランキングは、各法人が「独立行政法人の役職員の給与水準の公表方法等について(ガイドライン)」に基づき公開している事務系職員の年収に関する公式データを、当サイトが独自に集計・作成したものです。

対象となる給与額は、ガイドラインで定められた算出基準に則り、諸手当を含む平均給与月額の12カ月分に期末・勤勉手当(ボーナス)を合算した「年間給与総額」をベースとしています。
時間外勤務手当(残業代)は含まれておらず、各法人の純粋な処遇水準を 2014 年度の対象年度の数値で比較しています。

一般に公的法人の給与は、生活コストの高い都市圏に位置する法人が上位に来る傾向があります。また、年功的な賃金体系により「平均年齢」が高いほど年収も押し上げられる点には留意が必要です。

事務系職員の年収ランキングTOP3
東京都港区 平均46.6歳
中期目標管理法人
1
中期目標管理法人

工業所有権情報・研修館

平均年収
875.9万円
工業所有権情報・研修館は公的な政策目的や専門行政を担う独立行政法人で、職務の専門性や人員構成が年収水準に表れやすい法人です。平均年収は875.9万円、平均年齢は46.6歳です。

工業所有権情報・研修館は、特許や商標などの知的財産に関する情報提供や人材育成を目的として設立された独立行政法人であり、日本の知的財産制度を支える専門機関として位置づけられています。

特許情報や意匠、商標などの工業所有権に関するデータを整備・提供し、企業や研究機関、個人が知的財産情報を活用できる環境づくりに取り組んでいます。

また、知的財産に関する研修事業も重要な役割の一つであり、特許庁職員や企業の知財担当者、研究者などを対象とした研修を通じて知的財産人材の育成を支援しています。

知的財産情報の検索システムの運用やデータベースの整備などを通じて、特許情報の利活用を促進する役割も担っています。

さらに、中小企業や大学などに対する知財活用支援や情報発信を行い、研究成果や技術の知的財産化を促進する取り組みも進められています。

このように工業所有権情報・研修館は、知的財産情報の提供と人材育成を通じて、日本の知的財産制度の活用と技術イノベーションの促進を支える重要な機関となっています。

工業所有権情報・研修館の給与詳細・モデル給与を見る
東京都練馬区 平均47.2歳
中期目標管理法人
2
中期目標管理法人

労働政策研究・研修機構

平均年収
858.4万円
2位は労働政策研究・研修機構で、平均年収は858.4万円、平均年齢は47.2歳でした。

労働政策研究・研修機構は、雇用や労働に関する政策研究と行政職員の研修を担う独立行政法人であり、日本の労働政策形成を支える専門的な研究機関として位置づけられています。

厚生労働省の政策立案を支援するため、雇用情勢、労働市場、賃金、働き方、労使関係など幅広いテーマについて調査研究を実施しています。

国内外の労働政策に関するデータ収集や国際比較研究も行われており、研究成果は政策提言や調査報告書、統計資料などの形で公表されています。

また、労働行政に携わる職員を対象とした研修事業も重要な役割の一つであり、労働基準監督官や公共職業安定所職員などに対する専門研修が行われています。

研究部門と研修部門を併せ持つ機関として、学術研究と実務教育を結びつけながら、労働政策の質の向上や行政能力の強化に貢献しています。

このように労働政策研究・研修機構は、研究と人材育成の両面から日本の労働政策を支える重要な政策研究機関の一つとなっています。

労働政策研究・研修機構の給与詳細・モデル給与を見る
東京都港区 平均45.9歳
中期目標管理法人
平均年収
841.5万円
第3位には、東京都港区を拠点とする年金積立金管理運用独立行政法人が名を連ねました。

最新の調査による平均年収は841.5万円。上位法人と同様、都市部における地域手当が底上げの原動力となっていることは間違いないですが、平均年齢45.9歳というデータと併せて見ると、中堅層以上の処遇が盤石であることが推察されます。

総務省のガイドラインに則ったこの数値には、職務の特性に応じた諸手当が含まれており、個人のスキルや残業時間に左右されない法人の基礎的な処遇力を映し出しています。

民間企業との均衡を考慮した給与改定の結果が反映されており、公的使命を担う専門組織として、十分な競争力を備えた水準を維持しているといえるでしょう。

GPIFの高い給与水準は、将来の採用競争力においても重要な指標となるはずです。

年金積立金管理運用独立行政法人は、公的年金の積立金を管理・運用することを目的として設立された独立行政法人であり、世界最大級の機関投資家の一つとして知られています。

厚生年金保険および国民年金の積立金を長期的な視点で運用し、将来の年金給付を安定的に支える役割を担っています。

運用資産は国内外の株式や債券、外国資産などに分散投資されており、基本ポートフォリオに基づいてリスク管理を行いながら長期的な収益の確保を目指しています。

運用は主に外部の資産運用会社に委託する形で行われており、GPIF自身は資産配分の管理や運用機関の評価、リスク管理などを中心としたガバナンス機能を担っています。

また、ESG投資やスチュワードシップ活動にも積極的に取り組み、企業の持続的成長や市場の健全な発展を促す役割も果たしています。

このように年金積立金管理運用独立行政法人は、日本の公的年金制度を支える資産運用機関として、国内外の金融市場に大きな影響力を持つ重要な存在となっています。

年金積立金管理運用独立行政法人の給与詳細・モデル給与を見る

4位以下の全ランキングは下記の表で詳しく確認できます

2014年度 年収ランキング

順位 法人名 平均年収
1 工業所有権情報・研修館 875.9万円
2 労働政策研究・研修機構 858.4万円
3 年金積立金管理運用独立行政法人 841.5万円
4 理化学研究所 834.3万円
5 住宅金融支援機構 826.5万円
6 新エネルギー・産業技術総合開発機構 814.3万円
7 都市再生機構 807.7万円
8 中小企業基盤整備機構 804.9万円
9 農林漁業信用基金 802万円
10 科学技術振興機構 797.9万円
11 エネルギー・金属鉱物資源機構 796.2万円
12 国際協力機構 793.2万円
13 国際交流基金 792.4万円
14 農業者年金基金 774万円
15 国際農林水産業研究センター 763.8万円
16 宇宙航空研究開発機構 752.6万円
17 農畜産業振興機構 750.7万円
18 北方領土問題対策協会 750.6万円
19 情報通信研究機構 742.7万円
20 国民生活センター 742.2万円
21 郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構 740.7万円
22 海洋研究開発機構 734.8万円
23 国立精神・神経医療研究センター 733.5万円
24 日本貿易振興機構 731.4万円
25 製品評価技術基盤機構 731.1万円
26 水資源機構 729.9万円
27 日本高速道路保有・債務返済機構 729.8万円
28 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 728万円
29 日本芸術文化振興会 726.7万円
30 福祉医療機構 726.6万円
31 環境再生保全機構 724.7万円
32 勤労者退職金共済機構 724.1万円
33 日本スポーツ振興センター 724万円
34 産業技術総合研究所 722.1万円
35 情報処理推進機構 721.9万円
36 日本原子力研究開発機構 721.5万円
37 国際観光振興機構 721.1万円
38 医薬基盤研究所 721.1万円
39 教職員支援機構 720.4万円
40 経済産業研究所 719.8万円
41 日本学生支援機構 710.2万円
42 国立公文書館 710.2万円
43 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 707.8万円
44 国立成育医療研究センター 704.3万円
45 建築研究所 703.8万円
46 防災科学技術研究所 703.5万円
47 空港周辺整備機構 700.3万円
48 航海訓練所 696.9万円
49 医薬品医療機器総合機構 696.5万円
50 国立長寿医療研究センター 696.4万円
51 森林研究・整備機構 690.5万円
52 造幣局 687.5万円
53 高齢・障害・求職者雇用支援機構 686.5万円
54 港湾空港技術研究所 681.7万円
55 農林水産消費安全技術センター 680.6万円
56 国立循環器病研究センター 675.1万円
57 自動車事故対策機構 673.8万円
58 国立がん研究センター 671.7万円
59 農業・食品産業技術総合研究機構 670.8万円
60 電子航法研究所 669.8万円
61 国立健康・栄養研究所 664.2万円
62 国立国際医療研究センター 663.7万円
63 土木研究所 661.3万円
64 国立環境研究所 655.1万円
65 国立科学博物館 649.8万円
66 日本学術振興会 643.7万円
67 海技教育機構 643.7万円
68 労働者健康福祉機構 643.6万円
69 家畜改良センター 639.6万円
70 統計センター 635.7万円
71 水産研究・教育機構 631.8万円
72 国立印刷局 631万円
73 国立特別支援教育総合研究所 630.2万円
74 国立文化財機構 626.1万円
75 国立青少年教育振興機構 623.4万円
76 物質・材料研究機構 616.8万円
77 大学入試センター 615.8万円
78 国立病院機構 614.2万円
79 国立女性教育会館 613.9万円
80 奄美群島振興開発基金 613.7万円
81 交通安全環境研究所 604.9万円
82 労働安全衛生総合研究所 600万円
83 航空大学校 598.5万円
84 国立美術館 598.2万円
85 海上技術安全研究所 596万円
86 酒類総合研究所 570.4万円
87 駐留軍等労働者労務管理機構 558.1万円
88 自動車検査独立行政法人 556万円
89 NEW 地域医療機能推進機構 538.4万円
90 国立高等専門学校機構 538.1万円
91 日本司法支援センター 507.9万円
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